EUのニュースがどんどん入ってきますね。
「EU離脱の正式通知なければ英と交渉せず」
「脱走者歓迎せず」
「可能な限り早くEU脱退プロセスの開始を」
こう見ていますと、なんとなくちょっと違和感を感じるのは私だけでしょうか。
EUの高い理念はどこに行ったの…?と聞きたくなるような雰囲気を感じます。
なんだか良くないニュースばかり目にしますが、こんな時は「ゆるキャラ」で癒されましょう。
こんなポスターが出来ました。
コラムのお題にも書きましたが、7/8は質屋の日です。
この質屋の日のポスターが出来ました。
ゆるキャラのしちまるが可愛いですね。
また、このポスターに描かれている漫画のキャラクターですが、質屋を舞台にした漫画があるようです。
漫画の題名は「七つ屋志のぶの宝石匣」
少女向けマンガのようで私はまだ読んだ事はないのですが、機会があれば読んでみたいと思っています。
最後に、質屋の日のポスターやしちまるは全国質屋組合連合会加盟店にしかありません。
お取引の際は安心の全国質屋組合連合会加盟店にてお願います。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
しっかりと雨が降っていますね。
この分だと水不足は心配なさそうです。
ただ、いまだに台風が来ていない…と。
台風が来ないと困ることってあるのでしょうか?
これだけ雨が降れば問題無いように思いますけれども…。
さて、このコラムでも以前触れましたが、三陽商会がバーバリーとのライセンス契約を終了した為、やはり営業成績が芳しくないようです。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ24I44_U6A620C1TI5000/
この記事に書かれてありますが「売上高は従来予想より35億円引き下げ、前年同期比39%減の335億円。営業損益は55億円の赤字(前年同期は77億円の黒字)と赤字幅が33億円拡大する」という事で、やはりバーバリーの取扱が無くなった事は大打撃だったようです。
もしも…の話をしても仕方ありませんが、今でもバーバリーとの契約が生きていたら、円高ポンド安でずいぶんと利益が出ていたのでしょうね、きっと。
とまぁ、またあまり芳しくないお話から始まってしまいましたが、こうなりますと、逆に、イギリスのEU離脱関連で何か良いニュースはないものかと。
ニュースなどで盛んに不安を煽るような報道がなされていますが、このコラムで何か良いお話を皆様にお届けできないものかと。
良いニュースを探しているのですが…見当たりませんねぇ…
という事で、このような状況だと当然ながら金価格が上がります。
http://www.ikeda78.com/market.html
6/27は前日比+80円です。
しかしまぁ、この価格上昇は良いことでは無いような気がします。
イギリスのEU離脱の次に来るのが、どこかの国がさらに離脱する、これなら構いません。
でも、もしも、次に来るのが、なんとかかんとかの破綻、なんとかかんとかのデフォルト、なんて事だったら…
ですので、しばらくニュースに注目しましょう。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
ここの所、夜寝る時、暑かったり、寒かったり、ジメジメしたり、掛け布団に困る日々を過ごしています。
寝る時は暑いので、薄着&薄い掛け布団で寝ますが、朝方、すこーし肌寒いので、何かを上に着るor厚めの掛け布団を出す、という感じです。
夜が暑いのやら寒いのやら分かりません…
さて、今日のお話も暑いのやら寒いのやらよく分からないお話です。
お題は「イギリスEU離脱」。
このコラムでも数回に渡りお伝えしてきましたイギリスのEU離脱問題ですが、国民投票の結果が出ました。
当初の予想では離脱派優勢、その後、女性議員銃撃事件などもあり残留派が優性になり、マーケットも残留するだろうという予測の下で推移してきましたが、国民投票の結果、EU離脱、という事になったようです。
ここでまず押さえておかないといけないのが、EUでの取り決めにより「2年間は離脱出来ない」という事です。逆に言うと、イギリスが正式に離脱するのは2年後です。今はまだ、離脱するという意思表示をしたにすぎません。 もっと細かく言うと「イギリスが脱退の意思を欧州首脳理事会に通知した日から2年後」に離脱します。
次に押さえておきたいのが、EUが直ちに分裂する訳ではない、という事です。EUのメインキャストは、ドイツとフランス、です。経済はドイツが、安全保障はフランスがその役目を担っています。イギリスは主要なキャストであるものの、メインキャストではなかった訳です。
ですので、ドイツとフランス、この二つの国がしっかりしていさえすれば、EUが直ちに分裂することは無いと思います。
と、自分自身を落ち着かせる意味でも、これらの事を先に書いてみたのですが、イギリスのEU離脱、これは本当に大きな事が起きました。
安倍総理の消費税増税延期は、まったくもって正しかったという結果となりました。
本当にリーマンショック級の出来事が起きてしまった訳ですから。
イギリスのEU離脱による円高は想定の範囲内ですが、日経平均株価が大きく値を下げ、日本経済にとって大変厳しいい状況になっています。
当分の間、マーケットが激しく動く可能性があります。
ですので、当店としましては、朝イチに決めた金価格で終日営業してきましたが、今後は、営業時間内に金買取価格を変更する可能性が出てきました。
今後、金価格が大きく変動した場合、営業時間内であっても価格を変更します。
店頭に金価格を表示していますので、店内に入らなくても歩道から金価格が見られますので、店頭の液晶画面をご覧下さい。
今のところ、金・プラチナ価格は、金が急続伸、プラチナが下落、という傾向です。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
雨、ちょっと降り過ぎでしょうか?
昼間に松山市の広報が放送されていましたが、よく聞き取れなかったので、ホームページを見てみました。
どうやら「大雨警報が発表され、災害警戒の必要があり、松山市地域防災計画に基づき、同時刻に松山市災害警戒本部を設置します。」という事のようです。
皆様、河川の氾濫、増水には十分にお気をつけ下さい。
さて、ここの所コラムでお題にしていますイギリスのEU離脱問題。
イギリス国民投票の情報について、ちょっと補足しておきたいと思います。
イギリスでの国民投票は6/23という事で、これはこのままなのですが、イギリスとは時差もありますし、開票作業にも時間がかかります。
また、マーケットは15:00には終わりますし、金価格は朝イチで発表した価格で終日営業致します。
ですので、もうちょっと詳しく時間的なスケジュールを簡単にお伝えしておきます。
予想では…
イギリス国民投票締め切り・・・日本時間24日午前6時
投票所の投票結果の公表開始・・・午前10:30頃
最終集計結果の公表・・・午後15:00頃
と、このような時間的なスケジュールで進んでいく予定のようです。
もしも、早い段階でEU離脱の可否が判明すれば、それほどマーケットは荒れないかもしれませんが、投票結果が接戦で、最終集計結果が出るまでEU離脱の可否が判明しなかった場合、マーケットは大荒れになるかもしれません。
このコラムでは、6/23投票、とばかり書いてきましたので、補足情報として時間的なスケジュールを書きました。
さてさて、どうなることやら…
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
あめあめふれふれもっとふれ〜♪
やっと梅雨らしくなってきました。
このまましばらく降ってくれたら、水不足の心配も無さそうですね。
さて今日は、金価格が下がってきているという事は…というお題です。
まずはこちらをご覧下さい。
http://www.ikeda78.com/market.html
金の価格が下がって来ている傾向にあります。
このコラムでもお伝えしたように、イギリスのEU離脱問題がマーケットに大きな影響を与えている事が原因だと思われます。
金の価格が下がって来ている傾向、という事は、マーケットはイギリスのUE離脱は無さそうだ、と考えているのだと思います。
まぁ、イギリスの国民投票が全てですので、明日(6/23)の国民投票の結果次第なのですが、「今の所」イギリスのEU離脱は無いという見方が多数なのでしょう。
明日のニュースに注目しましょう。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
沖縄が梅雨明け…なのだそうですね。
四国も梅雨明けしたかのような暑さ…
水不足のイヤな記憶が頭をよぎります…
さて今日は、イギリスソブリン金貨とスイス20フラン金貨のお話です。
前回のコラムでポンドとスイスフランについて触れましたが、抜群の信頼度はそのままに、それぞれ金貨になって発行されています。
【ソブリン金貨】
ソブリン金貨(ソブリンきんか、Sovereign)とは、イギリスの1スターリング・ポンドに相当する金貨の名称。15世紀後期に初めてこの名称の金貨が登場したが、通常は19世紀前期の金本位制施行により登場した新しい金貨のことをいう。wikiより
このイギリスソブリン金貨、現在では通貨として発行されているのではなく、あくまでも投資用に発行されている金貨の一種です。まぁそりゃそうですよね、野菜やお肉を買うのに、この現代で金貨を使いませんよね。
イギリスソブリン金貨
金含有率:22金
買取重量:8.0g
買取価格 31,400円
では次に、スイス20フラン金貨ですが…
【スイスフラン金貨】 1880年代から10フラン、20フランの本位金貨が流通。20フラン金貨はラテン通貨同盟の基準金貨でフランスの20フラン金貨(ナポレオン金貨)と同じ6.4516グラムの重量を有する金純度90%の金貨で、アルプスの少女「ブレネリ」が描かれていた。wikiより
という事で、こちらは過去、実際に流通していた金貨ですね。
スイス20フラン金貨
金含有率:K21.6
買取重量:6.4g
買取価格 24,800円
イギリスのポンドは、昔、基軸通貨だった事は前回のコラムで触れました。
では、スイスフランはと言いますと、こちらは基軸通貨だった時代は無かったと思います。
しかし、スイスフランは「金(地金)よりも堅い」と言われ、現在でも抜群の信頼度を誇る通貨なのです。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
いやいやいや思いこみでした...。
イギリスがEUを離脱しかねない状況になってしまっているようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00050030-yom-int
この記事では残留派の説得工作が裏目に出ているという事が書かれていますが、イギリス世論調査によると、離脱派が過半数を超えそうな格好になっています。
さて今日は、「基軸通貨」というお題です。
イギリスのEU離脱をお金の面から見てみたいと思います。
EU各国では、「ユーロ」という通貨が使われていますが、イギリスはEUに加盟しているものの、通貨は自国の通貨(ポンド)を今でも使っています。
この事がEUとイギリスの立ち位置を示しているように思いますが、なぜこうなっているのでしょうか。
そもそも、アメリカのドルが台頭してくるまでは、イギリスのポンドが基軸通貨でした。
基軸通貨とは...
国際為替市場で中心に扱われる通貨のことをキーカレンシー(基軸通貨、きじくつうか)と言う。
(wikiより抜粋)
ざっくり言いますと、その時代で、一番強い国の通貨が基軸通貨となります。
ですので、昔は、イギリスが世界一の国だった訳です。
第二次世界大戦後、基軸通貨はドルへと変わっていくのですが、今でも、各国の通貨に比べてポンドは抜群の信頼度があります。
そこで、ポンド以外で抜群の信頼度を持つ通貨を挙げますと…
・ユーロ
・日本円
・スイス・フラン
と、これらの通貨が挙げられます。
基軸通貨ドルに対して、ポンド、ユーロ、円、スイスフラン等を指して国際決済通貨と言います。
という事で、イギリスがEUを離脱するというのは、小さな加盟国が離脱するのとは訳が違います。
イギリスにとってもEUにとっても大打撃となるのは間違いありません。
だからこそ、逆に、イギリスが離脱するハズが無いと思っていたのですが、どうやら雲行きが怪しそうです。
但し、イギリス女性議員銃撃事件で離脱派の勢いが止まるかもしれません。
http://jp.reuters.com/article/ny-forex-idJPKCN0Z22PT
リスク回避の為、金が買われて金価格が上がっていましたが、このイギリス女性議員銃撃事件でEU離脱派の勢いが落ちると予想され、金価格が大きく下がりました。
http://www.ikeda78.com/market.html
いやはや、色んな事が起きるものです。
銃撃事件をきっかけに金価格が下がるなんて、誰も想像出来ませんよ…。
6/23のイギリス国民投票までは波乱含みの展開になりますね...。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
少しづつ雨が降り始めましたね。
ビール各社が「今年の夏は猛暑の予想」なんて記事が出ていましたので、しっかりと雨が降っておいて欲しいと思います。
さて、アメリカの金融会議の結果が出たようです。
6月の利上げは見送り。
そして、これを受けての日銀の対応は、
現状維持。
悪い予想の通り、円高に振れてしまいまいました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160616-00000521-san-bus_all
日本経済にとっては、厳しい状況となってしまいましたね…。
ただ、金価格は上がってくる傾向にあります。
http://www.ikeda78.com/market.html
アメリカの利上げ見送りで金に人気が集まりましたし、イギリスEU離脱の件もリスク回避で金買いの動きを誘っているようです。
次は、6/23のイギリス国民投票に注目ですね。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
しばらく雨が続くのかと思いきや、もう止みましたね?
梅雨入りしてから、週間天気予報がなんとなく外れがちだと思うのは、私だけでしょうか?
さて今日は、イギリスのEU離脱がお題です。
私、イギリスは離脱しないと思ってみていましたので、それほど感心が高くなかったのですが、どうやら離脱派と残留派の数がかなり拮抗しているようです。
6/23にイギリスで国民投票があるそうですので、その投票結果次第という事でしょうけれども、もし万が一、イギリスがEUを離脱したら…
毎度毎度ですが、「リスク回避で円が買われ、円高ドル安」なんていうフレーズがテレビのニュースから聞かれることに...
さらに、「EU発の株価下落が世界経済へ悪影響を及ぼし…」なんていうフレーズまで浮かんでしまい...
とまぁ、良くないことばかり想像してしまいます。
では、何か良いことはないかと考えますと、イギリスのブランド品が安く買えるようになるのではないかと、ほんのちょっとだけ思います。
何故、「ほんのちょっとだけ」かと言いますと、基本的にブランド品は値上がりすることはあっても値下がりしません。ゆえにブランド品な訳です。
ですので、あまり期待は出来ませんので「ほんのちょっとだけ」です。
とはいえ、並行輸入品などの価格は下がると思います。
ではでは、イギリスのブランド品には、何があるのでしょうか。
と、こんな感じでしょうか。
んー、あまり期待出来そうにありませんね。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
やっと梅雨らしい雨が降りましたね(執筆時6/12)。
しとしとと途中で少し休みながら降るかの様な優しい雨でした。
しばらく降り続けると良いですね。
さて今日は「お店の違いはどこにある?」というお題です。
先日、ロレックス正規店で四国内のAコンセプトショップが高松三越店のみになってしまったと聞きました。
松山に住む人間としてはちょっと淋しい気分なのですが、この「Aコンセプトショップ」というのが何かと言いますと、ロレックス正規店のランク付けでして、お店の売上額や店舗・ブースの意匠、あるいは、他ブランドとの位置関係などでロレックス正規店をAコンセプトショップ、Bコンセプトショップ、という風にランク分けがなされるのです。
そしてこのランク付けによって何が違ってくるかと言いますと、ロレックスの新作は、およそ1年間程、Aコンセプトショップにしか入荷せず、Bコンセプトショップには新作が入って来ないという違いが出てくるのです。
高級腕時計の新作モデルが買えなくなったとしても、何ら生活には困りませんが、何となく面白くない気分になった訳です。
前置きが長くなってしまいましたが、同じお店でも違いはあります。
先の例で言うと、同じロレックスを売っている正規店であっても、実は違うのです。
では、我々質屋はと言いますと、「買取専門店」との比較、あるいは「チェーン店」との比較、という事になると思います。
我々質屋も、買取専門店も、はたまたチェーン店も、「モノを買取る」という意味では同じです。
じゃあ何が違うの!?ということですが、それは「買取価格」が違うのです。
我々質屋が買取らせて頂いたお品物も、さらにどこかの専門業者が買取(現金化)を行い、我々の手から離れていきます。
以前、コラムでも書きましたが、ダイヤの指輪に付いているダイヤモンドは、取り外され、また新たな宝飾品へと生まれ変わるのです。中古の金というモノが存在しないように、中古のダイヤモンド、というものも存在しません。ダイヤも金もプラチナもカタチを変えて生まれ変わっていくのです。
ここで業者間での取引(当店から見ると現金化)ですが、この業者価格というのは、実はほぼ決まっています。
ですので、私が日々何を頑張っているかと言いますと、
1.「知識や情報を増やし、正確で適性な査定を行う」
2.「相場情報を収集、現在のトレンドをキャッチし続ける」
3.「効率的な経営を行い、いかに経費を削減するか」
こういった事に腐心している訳です。
買取専門店の場合、経験の浅いスタッフだけで運営されている店舗が多く見受けられますので、正確で適性な査定がなかなか難しいのでは…と思っています。また、チェーン店については、大々的な広告展開や販促活動をチェーン店本部が要求して来ますので、主体的な経費削減がなかなか出来にくい環境にあるのは事実だと思います。
ロレックス正規店ですら、厳しいランク付けがなされます。
池田質舗も、地元質屋のAコンセプトショップであり続けられる様に頑張りたいと思っています。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
前回のコラムでウインドウズ10事件ついて書きましたが、その後日談です。
取引先にパソコンに詳しい方が居まして「ウインドウズ10に勝手になったりするんですね」なんて話題を振ってみた所、
「ウチはマック(Macintosh)なんでその話よく分かりません」という事でした。
これもまた、私の思いこみだったのでしょうか…
さて今日は「思い出はまだ生きていますか?」というお題です。
前回のコラムで質預かりの融資について書きましたが「買取に出すかと質預かりに出すか、どう判断すれば良いの?」というお客様の声を頂きました。
これまでは、
もう使わない不要なものは・・・買取
まだ使うかもしれない・・・質預り
このように説明してきました。
しかし、これがなかなか皆様に伝わりきらない…
という事で何か良いフレーズはないものかと思案していたのですが、思いついたのが「そのお品物の思い出がまだ生きているかどうか」このフレーズです。
今、質屋にお持ちになられる品物は、高価な物、高級な物が一般的です。
そしてこれらのお品物には、多かれ少なかれ皆様の思い出がつまっています。
そこで、
思い出はもう消えている・・・買取
思い出がまだ生きている・・・質預かり
という判断基準を皆様に提示してみたいと思います。
どんなに愛着のあるモノでも飽きは来ますし、流行廃りはやってきます。
もしも、そのお品物の思い出がもう消えてしまっていて、愛着を感じなくなっているのなら、買取に出されると良いと思います。
逆に、何年経ってもお気に入りで、自分の歴史と共に歩んできてくれたようなずっと愛着を感じるお品物なら、それは質預かりに出すと良いと思います。
そして、受けた融資を返済して、そのお品物を再び手にするべきだと思います。
付け加えますと、いっそ消してしまいたい思い出もあることでしょう。
そんな時は、迷わず買取に出して下さい。
池田質舗がその不要な思い出ごと買取らせて頂きます。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
先日、うちの社員が「パソコンが勝手にウインドウズ 10になっちゃいました!」なんて言うわけです。
勝手にそんな事起きるわけないでしょ!?と言ってみたものの、うちの社員のパソコンをチェックしてみると、なっているわけです、ウインドウズ10
に。
操作方法が変わってしまい、戸惑っているうちの社員にウインドウズ 10使い方をのレクチャーしたのですが、「なんでこんなことになるんだ!?」という思いが消えず、ネットで調べてみました。
そしたらまぁ出てくる出てくる笑
ネット検索しますと…
「勝手にwin10」
「勝手にウインドウズ10」
「勝手にwindouws10にアップグレード」
「勝手にwindouws10にアップグレードされた」
「勝手にwindouws10になる」
などなど、うちの社員以外にも世の中には、勝手にウインドウズ10になってしまって困っている方がたくさんいらっしゃるようで。
とまぁ、勝手にウインドウズ10になるわけないだろー、というのが、単なる思いこみだった事に気がついた訳です。
そこで、ふと思い出しました。
我々質屋では当たり前の事なのですが、お客様からするとビックリする事だったようで、質屋の思いこみだったな、という事が。
それは、質預かりの場合、融資金額を減額(減らす)して融資する事が出来る、という事です。
例えば、ダイヤの指輪で査定価格が40万円だったとしましょう。
この場合、多くの方々が40万円の融資を受けられるのですが、中には、40万円も必要で無い方もいらっしゃいます。
そのような場合、40万円の融資ではなく、15万円だけ融資を受けることも可能なのです。
言い換えると、このケースでは、最大40万円の融資が可能、という事なのです。
たくさん借りると、当然ですが、返す金額も増えてしまいます。
ですので、必要な額だけ借りるという事も質屋の賢い利用法だと思います。
ただここで、厳重に注意して頂きたいのが、もし質流れしてしまった場合(融資を返済出来なかった場合)、上記例でいきますと、15万円しか借りていないのに、40万円相当のダイヤの指輪が返ってこなくなってしまいます。
これは、くれぐれもご注意下さい。
賢く利用したつもりが、大きな損をしてしまう事にもつながりかねません。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
6月は、雨さえ降らなければ、とても過ごしやすいですね。
ちょっと寒く感じた夜の冷え込みが、ここの所、すごーく快適な気温に感じます。
とは言え、降る時に降ってもらわないと夏場の水不足が心配ですので、このまま前が降らないのもどうかと思いますけれども…。
さて、お題にも書いていますが、アメリカの金融会議で検討される予定の「アメリカ利上げするか否か」ですが、どうやら6月の利上げは見送る公算が高くなってきたようです。
http://news.biglobe.ne.jp/economy/0609/jj_160609_1443804423.html
そして、この利上げ見送りという予測の元、金が買われる結果となり金価格が上昇しています。
http://www.ikeda78.com/market.html
と、こうなってきますと、今度の注目すべきポイントは、6/14、6/15のアメリカ金融会議そのものではなく、アメリカ金融会議後の日銀の対応がポイントになってくると思います。端的に申しますと、日銀が追加の金融緩和策を行うか行わないか、こういう事だと思います。
先日、取引先の業者さんが「金が上がれば、質屋的にはそれでいいんでしょ?」なんて簡単に言ってくれちゃいましたが、そういう事でも無いのです。
もちろん、金の価格が上がった方が質屋としては盛り上がりますので、それはそうなんです。
ですが、そう簡単な話ではなく、やはり景気が良くなっていかないといけません。
そもそも、モノが売れて皆様の手に渡って、巡り巡って最後にやって来るのが質屋という場所なのです。
ですので、モノが売れなければ、どれだけ待っても我々質屋の元には、モノはやってきません。
景気があってこその我々質屋なのです。
お話を戻しますと、日銀が追加金融緩和してくれたらいいのになぁ…と思います。
まぁ、6/16まで注目しながら待ちましょう。
雨の音でも聴きながら、しんみりとお茶でも飲みたい気分です。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
今日は、盗品の取扱についてお話したいと思います。
私ども質屋は質屋営業法に則って営業を致しておりますが、この質屋営業法には、このように定められています。
<質屋営業法>
第二十二条
質屋が質物又は流質物として所持する物品が、盗品又は遺失物であつた場合においては、その質屋が当該物品を同種の物を取り扱う営業者から善意で質に取つた場合においても、被害者又は遺失主は、質屋に対し、これを無償で回復することを求めることができる。但し、盗難又は遺失のときから一年を経過した後においては、この限りでない。
という事で、もし、私ども質屋が盗品を買取ってしまい、その盗品の持ち主が現れたなら、買取った品物を無償で返還しないといけません。
(但し、盗難後、一年以内に限り)
ですので、私ども質屋は、何でもかんでも買取れば良いというのではなく、盗品と疑われるものについては、買取らない様に細心の注意を払って営業を行っています。
また、警察からの問い合せ、あるいは、捜査員の方が来店した上での協力など私ども質屋は、最大限、警察の方々への協力を惜しみません。
加えて、当店の場合、愛媛県質屋組合連合会に加盟しており、さらにこの愛媛県質屋組合連合会は、全国質屋組合連合会に参加しています。
組合に参加する事で、愛媛県内、または、全国の他組合との連携を深め、より良い営業活動を推進しています。
こういった背景から、老舗の質屋には、警察からの感謝状が飾られていたりする訳です。
逆に、質屋組合に加盟していない質屋というのも存在していますので注意が必要です。
全国質屋組合加盟店の店頭にはこちらにキャラクターのチラシやポスターが掲示しておりますのでご確認してみてください。
非加盟店が展開している質屋の場合、質屋同士横のつながりがありませんので、盗品等は発見されにくくなり、警察との協力関係も希薄になりがちです。
このような訳で、全国質屋組合加盟店と、非加盟店とでは、大きな隔たりがあるのです。
当店では盗品について細心の注意を払っています。
皆様におかれましては、盗難に細心の注意を払って下さい。
6/9はロックの日、我が家のカギを見直してはいかがでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
この前のコラムで、梅雨入りの発表が出ると雨が降らなくなる…なんて書きましたが、降らなくなるどころか「首都圏の渇水警戒」なんて記事が出ていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160607-00000111-jij-pol
この梅雨、しっかりと雨が降れば良いのですが、どうなる事でしょうか。
「雪少なければ干害あり」という言葉があるようで、この言葉の通り、そう言えば、去年の冬はあまり寒くなかったように思いますね。
なにせ、4月の時期外れにインフルエンザが流行ったぐらいでしたから。
さて、渇水と言えば、ありましたね、平成6年(1994年)の水不足が。
ちょっと食事でも…と思って入った喫茶店で頼んだピラフが紙皿で出てきてビックリしたのを今でも覚えています。
当然ですが、あのようにヒドい渇水になると、経済活動は停滞し、ただ暑いだけで景気は熱くもなんともない…という状態だった事でしょう。
ではこの平成6年当時の金価格はどのように動いたのでしょうか。
平成6年の金価格は、7月から値を下げ、このまま上がりきらずに12月を迎えた、というような感じでしょうか。
この当時は、まだ質屋を継ぐ前のこれから社会に出て行こうかという頃です。
今こうやって振り返ると、毎日目にしている金価格が、なんとなく感慨深く感じます。
ちょっと感傷に浸ってしまいましたが、今年の夏はどうなるのでしょうか。
梅雨、しっかり雨が降って、夏、しっかりと暑い、これが一番なんですけれども...。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
関東も梅雨入りしたとか何とかニュースでやっていました。
まぁこれ毎度の事ですが、梅雨入りしたというニュースが出ると、急に雨が降らなくなります笑。
何故でしょうか?笑
さて6月ですが、今月はアメリカの金融政策会議が予定されています。
このコラムでも何度もお伝えしてきましたが、金価格に大きく影響するであろうイベント「アメリカの金融政策会議」です。
この会議、年に8回、約6週間ごとに行われる予定となっています。
昨年の12月に利上げしたものの、今年に入り何も動きがありません。
利上げされると、マーケットに対してどのような要因となるのかは、過去のコラムを読んで頂くとして、6/14、6/15 に予定されているアメリカの金融政策会議までは、利上げがされるのかorされないのか、ここに意識を置きながら経済ニュースに目を通してはいかがでしょうか。
ではここで、お話を変えてみます。
先日、安倍総理が消費税増税の延期を決めました。
安倍総理のスピーチは「リーマンショック級の」「景気減速リスクが」「中国のバブル崩壊と」「資源安から新興国の経済へダメージがあり」「世界的な需要の低迷が」「長期化するかもしれない」という内容だったと思います。
なので、消費税増税を延期します、という事だと私は理解しています。
では、リーマンショック時に金価格はどのように動いたのでしょうか?
2007年1月からの値動き(平均値)を見てみましょう。
*田中貴金属ホームページより抜粋
と、このような値動きを見せています。
ここで少し解説しますと、リーマンショックの原因となったサブプライム・ローン問題が、2007年8月に発覚します。
このサブプライム・ローン問題発覚後、経済・金融への不安から金が買われ。金価格が上昇し始めます。
そして、2008年9月15日、リーマン・ブラザーズが破綻します。
ここからしばらく金価格が下落する訳ですが、これは金の価値が下がったというよりも、リーマン・ブラザーズが破綻し、リーマンショックが起きた事で、世界的に景気が減速し、これによりキャッシュ(現金)が必要となった為、金を売って現金に変える必要があった為です。
この後、金融不安・景気先行き不安から金が買われ、2010年12月までどんどん金価格が上昇していくのです。
ちょっと長くなりましたが、もしも、安倍総理の仰る通り、リーマンショック級の景気減速が起きるならば、金価格の値動きは、上述のような値動きになるハズです。
問題発覚後、金価格上昇
↓
きっかけでショックがスタート、金価格下落
↓
金価格が底を打った後、上昇に転じ、ショック解消まで上昇が続く
まぁ、なにはともあれ、まずは、6/14、6/15に予定されているアメリカの金融政策会議に注目ですね。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
このコラムでは、何度も悪徳業者や詐欺まがいの行為について注意喚起を行ってきました。 ですが、まだまだ悪徳業者による詐欺は無くなっていません。
まずは、こちらをお読みください。
http://news.yahoo.co.jp/feature/202
これまでのコラムでも色々と書いてきましたが、悪徳業者は、あの手この手で高齢者の方々からお金をむしり取ろうとしてきます。
以前は、「詐欺行為をいかにうまくやり遂げるか」というような手口でしたが、今では、「合法的で詐欺的な手口」へと進化しています。
前にもコラムに書きましたが、今現在では、詐欺集団が株式会社をきちんと設立して詐欺的行為をはたらく時代です。
また、記事にも書かれていますが、被害にあった高齢者を何度も狙って詐欺まがいの行為で騙そうとしてきます。
これは、オレオレ詐欺、振り込め詐欺、還付金詐欺なども同様です。
注:還付金詐欺とは・・・還付金詐欺(かんぷきんさぎ)とは、加害者が被害者に対して「お金を返す」と説明して接触し、ATMへ誘導したうえで、虚言を弄して加害者の口座への振込みを行わせる詐欺で、振り込め詐欺の1類型である。wikiより抜粋
高齢者の皆様、十分にご注意ください。
以前のコラムにも書きましたが、違法スレスレの詐欺まがいの企業活動について、消費者庁がきちんと機能していませんでした。
また、記事にも書かれていましたが、大手有名企業と言えど、合法でありさえすれば、詐欺的手法を使うことがあるのです。
ですので、皆様、十分にご注意ください。
大事なのは、自分の足で信頼出来る業者を探す事、これが何より大事だと思います。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
先日、このような質問を受けました。
「品物の査定にはどれぐらい時間がかかるのでしょうか?」
お品物にもよりますが、当店の場合、数分で査定が完了すると思います。
よほど変わったお品物でないかぎり、それほどお待たせすることはありません。
この辺がリサイクルショップ等とは違う所だと思います。
質屋=鑑定力、が命だと思っていますので、鑑定眼のスキルアップには常々心がけています。
また、当店スタッフには、アルバイトは居ません。全員が正社員です。
正確な査定はもちろんですが、少しでもお待たせしない対応を心がけています。
では、ちょっとお話を変えまして、「よほど変わったお品物でないかぎり…」、と言いますと、先日、このような買取をさせて頂きました。
歯科用鋳造用金銀パラジウム合金
買取重量:210g
買取価格 147,000円
これまでに、歯科用純金板の買取はさせて頂いたことがありましたが、金パラ合金の買取は初めてでした。
これは珍しい買取事例だと思います。
これは、歯の詰め物や、かぶせ物によく使われる保険適用の歯科金属の一つでして、「金パラ」などと呼ばれるお品物です。
こういった珍しいお品物の査定は、ちょっとお時間頂く場合がございます。
とは言え、ほとんどの場合は、数分で査定完了です。
加えますと、ここが他の金融機関とは違う所なんですね。
というのは、銀行などでお金を融資してもらう場合、審査をしてもらって、その審査に通ってからの融資になると思います。
通常、審査には何日間かかかるでしょう。
ですが、質屋での融資の場合、審査はありません。あくまでも、お品物の価値に相当する金額のご融資です。
ですので、来店から融資まで、大変短い時間で成立するのです。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
6月に入りました。
前回のコラムからちょっと間が空いてしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
「九州 四国 中国地方が梅雨入り」というニュースが流れていました(執筆時6/4)。
水不足にならないように、しっかりと降ってもらいたいですね。
さて今日は、「生前整理で質屋を利用」というお題です。
先日、愛媛新聞にこのような記事が載っていました。
質屋で生前整理
この記事に出ている質屋は、大阪の質屋さんなのですね。
どうりで見た事が無い質屋だと思いました。
この記事にも書かれてありますが、「信用できる業者選びを」ということがとても大事だと思います。
このコラムは何度も悪徳業者のお話をしてきましたし、色々な注意喚起も行ってきました。
最近では、実体のよく分からない買取業者のチラシなども、よく見かけるようになりました。
ですので、この愛媛新聞の記事にも書かれてありますが、「長年営業している業者や、口コミで信用できるところを選ぶ」ということが業者選びの基準になると思います。
金やプラチナの価格がだいぶ下がってきていますので、思ったほどお金にならない事もありますが、くれぐれも、信用できる業者を選んで下さい。
では最後に、生前整理の参考になるような買取事例をご紹介しておきます。
18金 時計裏蓋
買取年月日 : 平成28年5月31日
買取重量 : 1.8g
買取り価格 : 5,800円
プラチナ900/14金ホワイトゴールド黒パール3点セット
買取年月日 : 平成28年5月11日
買取り価格 : 60,000円
18金タイピン
買取年月日 : 平成28年5月7日
買取重量 : 8.5g
買取り価格 : 28,200円
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。