愛媛の質屋 池田質舗。ブランド品や金・プラチナの高価買取、愛媛県地域No.1質屋を目指します!

コラム

リシュモン2016-07-27

いやいや驚きました。
カルティエが値下げをするようです。


http://www.nikkei.com/article/DGXLZO05116570R20C16A7TI5000/


記事によりますと、円高の影響で…と書かれてありますが、値上げすることはあっても、なかなか値下げすることが無いのがブランドですので、これは珍しいことだと思います。


何回か前のコラムでブランドグループについて書きましたが、このカルティエが所属しているグループは「リシュモン」というグループです。


「リシュモン」
1988年に南アフリカの実業家ヨハン・ルパートによって創業。宝飾品・時計、筆記具、服飾の4部門で構成され、主にジュエリー、時計、ファッションブランドの運営元会社を傘下に保有している。
*wikiより


このリシュモングループに属する他のブランドを見てみますと、
・ボーム&メルシエ
・IWC
・ジャガー・ルクルト
・A.ランゲ&ゾーネ
・オフィチーネ・パネライ
・ピアジェ
・ロジェ・デュブイ
・ヴァシュロン・コンスタンタン
・ヴァンクリーフ&アーペル
・ラルフ・ローレン
というブランド展開となっており、高級腕時計のメーカーが勢揃いといった印象でしょうか。
また、カルティエを除いてみて見ると、主に男性向けのブランドが多いように感じます。


何回か前のコラムでロレックス販売店が大きく変わったというような内容を書きましたが、男性向け高級腕時計で覇権を握っているようなロレックスというブランドが、まださらに上を目指して販売店を改革するのですから、相当熾烈な販売競争をしていると言っても良いと思います。


個人的には円高の影響ではなく、単に販売不振が原因ではないかと思いますね。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

他社で断られたダイヤモンドの査定2016-07-26

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
子どもたちは、もう夏休みなのですね。
いよいよ夏がくるなーという気がしています。


さて今日は「他社で断られたダイヤモンドの査定」というお題です。


先日、このような事がありました。


お客様:あのー、ダイヤモンドの査定をしてもらいたいのですが…
私:はい、承りますよ!
お客様:他の質屋に持って行ったら、本物かどうか分からないので査定できないと言われたのですが…
私:そうですか…
お客様:鑑定書とかは無いのですが、うちの母が言うには、購入当時、大変高価だったとかなんとか…
私:分かりました。それでは、拝見させてください。


このダイヤモンド、どういう結果だったかと言いますと、透き通った大変透明度の高い良いお品物で、査定価格40万円という、とても高価なダイヤモンドでした。


なぜこのような高価なダイヤモンドが、査定を断られてしまったのでしょうか?
それは、先ほども書きましたが「透き通った大変透明度の高い」ダイヤモンドだったから、なのではないかと思います。


品質の高いダイヤモンドの場合、クラリティ(不純物の少なさ)のレベルが高く、10倍ルーペなどで拡大して見ると、わずかにインクルージョン(内包物)が確認できる程度のクラリティなのです。
ですので、あまりにもクラリティ(不純物の少なさ)のレベルが高い場合、単なるガラスだと誤認したり、何らかのイミテーションではないかと鑑定される場合があるのです。


また、ダイヤモンドは無色ではなく、実際はわずかに色が付いていることがほとんどなのです。もちろん、無色透明であればあるほど品質が高く、色が濃くなるほどダイヤモンドとしてのランクが下がります。
ということで、あまりにも無色すぎるダイヤモンドは、鑑定士がただのガラスだと結論を出す場合があるのです。


先ほどの例で上げたダイヤモンドの場合、品質が高いが故に、ダイヤモンドではない、と判断されたのではないかと思います。恐らく、もっとグレードの低いダイヤモンドなら、査定してくれたのかもしれません。


高品質なダイヤモンドの査定には専用の環境が必要になります。特に大事なのが照明でして、この照明がきちんとしていないと、高品質なダイヤモンドの査定は出来ません。
例えば、かっこいい間接照明は人間には優しいのでしょうけれども、高品質なダイヤモンドの査定は出来ません。それは、光の温度(色)で物体の見え方が変わってしまうからなのです。


付け加えますと、ダイヤモンドの鑑定書が付いていても、それはそれとして考えます。鑑定書を鵜呑みにせず、あくまでも池田質舗の鑑定士として鑑定させて頂きます。
それはなぜかと言いますと、過去には「鑑定書のグレード偽装」なんていうこともありましたし、古い鑑定書の場合、今の鑑定基準と違う古い鑑定基準で鑑定されている場合があるからです。
ですので、鑑定書は鑑定書として拝見しますが、査定については、あくまでも池田質舗が査定をして金額を算出します。


まとめますと、高品質なダイヤモンドの査定には、きちんとした照明環境ときちんとした鑑定士が不可欠です。
皆様もぜひ覚えておいて下さい。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

移民と難民の違い2016-07-25

先日のコラム(前々回)でテロとクーデターの違いについて書いてみました。
今回はその続きで「移民」と「難民」の違いについて分類整理してみたいと思います。



まずは難民から。


「難民」
人種、宗教、国籍、政治的意見、または特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるか、その恐れがあるために他国に逃れた人々
*難民の地位に関する条約より


という事で、難民という言葉には、「やむを得ず」この状況に陥ったというニュアンスが含まれていると思います。


では次に移民。


「移民」
経済的事情などを理由に別の国に移住する人々


という事で、自分の意志に従って行動した結果、というニュアンスを含んでいると思います。


ここでふと思い出したのが、トルコの海岸に遺体で漂着したシリア難民の幼児の写真です。
あの写真は世界に衝撃を与えましたし、相当大きな問題になっているのだなと感じたと思います。
あの方々は、難民、なのですね。
ただ、この難民の方々の中に「違法移民」と呼ばれる人たちが混じっているそうで、これが問題を複雑にしているようです。 この難民と移民の問題の結果、イギリスのEU離脱へと繋がっていったのですね。


今、世界の情勢が大きく動いています。
マーケットにも大きな影響を及ぼす事ばかりですので、今一度、基本的な知識から見直してみてはいかがでしょうか。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

冬の準備は夏にしろ!2016-07-20

梅雨明けのニュースが流れていました。
例年よりやや早い梅雨明けだったようです。
良い夏になると良いですね。


さて今日は「冬の準備は夏にしろ!」というお題です。
こういた格言が株取引の世界にあるとかないとか聞いたことがありますが、夏だからこそ、あえて冬の準備をしてはどうでしょうか。


例えば、革ジャンや革のコート、ブーツなど、これだけ暑くなってくると見るのもイヤですが、この冬に備えてメンテナンスをしてみましょう。
革製品のお手入れは、天然素材の柔らかい布で乾拭きする、この程度で構わないと思います。
我々質屋だと「天然素材の柔らかい布」などを使ったりしますが、このような布が無い場合、無地の使い古した綿のTシャツで十分だと思います。


また、これだけ暑いとアクセサリーなどに汗や汚れが付着しがちですよね。
こういったアクセサリーで水を掛けてもかまわない製品なら、いっそ水で濡らして歯ブラシで磨いてみましょう。
難しい薬品なんて使わなくても、案外、キレイに汚れが落ちます。


では私は、大事にしている革のスニーカーでも陰干しすることにしましょうか。


皆様、暑くなってきましたので熱中症には、十分お気をつけください。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

トルコでの反乱で想うこと2016-07-19

世の中の皆様は三連休だという方も多いのではないでしょうか。
当店は土曜日を営業していますので、二連休ですけれども。
海の日と聞きますと、夏がキタ!と感じますね。


さて、今年の夏はきっと良い夏になると思っているのですが、ここ数日で大変なニュースが飛び込んできます。
まず、フランスでのテロでお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り致します。
また、トルコ在住の邦人の皆様、くれぐれもお気をつけください。


フランスでのテロ、トルコでの反乱、と立て続けにニュースが流れ、ここで私、ふと疑問に思いました。
テロとクーデターは何が違うのか、と。


我々質屋は、分類整理するのが仕事のうちです。
例えば、金、といっても18金から24金まできちんと分類して整理します。
また、インゴット、といっても、そのインゴットがどこの国、どこのメーカーで鋳造されたのか、きちんと分類して整理します。


お話戻しますが、質屋の習性でしょうか。
テロとクーデターは何が違うのか、分類して整理しないと気持ちが悪いのですね。


では、まず、テロから。
・テロは、テロリズム(terrorism)の略
・政治的な主張を達成することが目的
・暴力的行為により恐怖や不安をあおり、政情不安を起す
・一般市民が標的になりやすい


次に、クーデター。
・クーデターは、coup detat(読み方はそのままクーデター)
・非合法的な武力行使を用いて政権を奪うことが目的
・政権内部での争いを主とするため、基本的には一般市民が標的ではない


このように整理しますと、テロとクーデターは全く違うのだと分かります。
今、世界が大変難しくなってきていると感じています。
こんな時こそ、一旦立ち止まって整理することが大切ではないかと思います。


次回は、移民と難民の違いについて分類整理してみたいと思います。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

南シナ海の領有権問題を整理2016-07-15

国民の多くの方々には、寝耳に水、といった印象ではないでしょうか。
数日前から天皇陛下の生前退位についての報道がなされています。ただこの報道、一方では政府が否定し、もう一方ではさかんに生前退位について情報が出てくる等、すこし混乱している印象を受けます。
これらの報道に伴いすっかりニュースから消えてしまいましたが、今回は、南シナ海の領有権問題を整理してみたいと思います。 なぜ消えてしまったニュースを持ち出すかというと、それはマーケットに大きな影響を及ぼす可能性があるからです。
天皇陛下のお話は、基本的にはマーケットとは関係が無いと思います。回り回って何かの影響があるのかもしれませんが、天皇陛下と為替株価は、関連して考えるようなことでは無いと思いますので。


まずは、こちらの地図をご覧下さい。


南シナ海

ニュースでは「南シナ海」という言葉と「南沙諸島」という言葉が飛び交っていますが、この地図を見ると情報の整理が出来ると思います。
この地図にある「South China Sea」が南シナ海ですね。また、Spratlyと書いてあるのが、スプラトリー諸島(=南沙諸島)という意味です。 TWと書いてあるのが台湾、PHと書いてあるのがフィリピンですので、日本から見るとだいぶ南に位置しています。


このコラムでも触れましたが、中国とフィリピンの間で、南シナ海の領有権について問題となっています。このコラムでは法律上の「岩」がどうこうとか、「岩礁」がどうこうといったようなお話は避けますが、この南シナ海の領有権問題は大変大きな問題だと思っています。


オランダ・ハーグの仲裁裁判所は中国の南シナ海での主権を認めませんでした。
具体的には、フィリピンの排他的経済水域(EEZ)で、中国はフィリピンの漁業や石油資源開発の権限を邪魔している、という判断を仲裁裁判所が下したのです。
そしてこの判決を中国は「受け入れない」と明確に主張しています。


こうなりますと、IMF(国際通貨基金)が人民元をSDR(特別引出権)の構成通貨として採用すると昨年11月に決定した訳ですが、国際法を無視するような国が、SDR通貨であって良いのかという疑問が当然湧いてきます。
このSDR通貨は、5年ごとに見直されるようですので、次回の2020年の見直し時には人民元はSDR通貨から外れる可能性が出てくるのではないかと思う訳です。


また、そう言えば、イギリスはロンドン金融市場を香港と並ぶような大きな規模の人民元決済センターにしようとして、取り組んでいました。イギリスを訪問した習近平に対して、皮肉を込めた歓待でもてなしたというニュースが思い出されます。
しかしこれも、イギリスのEU離脱、そして今回の仲裁裁判所判決を無視、これらにより雲行きが怪しくなってきていると思います。中国としてはイギリスを窓口にしてEUにアプローチしたかったのでしょうけれども、目論み通りにいくかどうか疑問ですね。


という事で、「NYダウ、最高値更新=世界経済への不安和らぐ」なんて記事が数日前に出ていましたが、この情報とは裏腹に、金価格が上がってきています。


http://www.ikeda78.com/market.html


アメリカ経済は好転しつつあるのかもしれませんが、中国発のいろんなリスクが顕在化してきていると思っています。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

イギリスソブリン金貨2016-07-13

夜、散歩をしていましたら鈴虫の鳴き声が聞こてきました。
もう夏がすぐそこまで来ていますね。
きっと良い夏になると思っています。


さて今日は「イギリスソブリン金貨」についてのお話です。
ちょっと見えにくいですが、イギリスソブリン金貨はこのような金貨です。



イギリスソリブン金貨

イギリスソブリン金貨付きネックレス
買取重量:12.9g
買取価格:47,800円


このイギリスソブリン金貨はイギリスの1スターリング・ポンドに相当する金貨です。
注:スターリング・ポンド=いわゆる英ポンドです。単にポンドと呼ぶのが一般的だと思います


この金貨の仕様は、
・1800年代に流通
・直径22mm
・重量約7.9g
・純度91.67%
となっています。
純度91.67%ですので、22金として考えたので良いと思います。


また、この金貨ができた当初は、
・金1オンス=3ポンド17シリング10ペンス半 ですので、およそ28gの金が3ポンド、という価値だったのだと思います。


今現在(7/13)、1ポンドがおよそ138円ですので、3ポンドと言いますと、414円程度でしょうか。
と考えると、今現在(7/13)、22金が3,990円/gですので、28gの22金は、111,720円の価値となります。


こうなりますと、3ポンドが111,720円ですので、当時は、1ポンドがおよそ37,000円ぐらいの価値だったのではないかと思います。
ということは、当時のポンド、つまりイギリスの通貨は非常に強い貨幣だったのではなかろうか、と思いますね。


イギリスのEU離脱でいろいろ騒がれていますが、このようにポンドは非常に古い歴史と強さを持つ通貨です。
案外、離脱してもやっていけるのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

バレンシアガ2016-07-12

雨が降っても気温が下がらなくなってきました…
湿度が高くて高くてかないません…
ただまぁ、ビールは美味しい季節になってきましたね(ウフフ)。


さて今日は、「バレンシアガ」のお話です。


先日、このような買取をさせていただきました。



バレンシアガ2WAYバッグ

バレンシアガ 2WAYバッグ
型番:115748 AQ41J 1000
買取価格:100,000円


バレンシアガはとっても高級なブランドなのですが、それほど知名度は高くないかもしれませんね。
まずは、バレンシアガの概要から。


・1914年創業。
・最初はスペインに本社を構える。
・1930年代にパリに本社を移転。
・バレンシアガは「クチュール界の建築家」と評され高い人気を得る。
・婦人服、靴・バッグ、宝飾品・時計、香水・ボディローションなどの商品を展開。
・1998年からグッチグループに加わる
・2011年グッチグループからPPRの保有になる
・2013年ケリンググループ(PPRから名称変更)の所有になり今に至る

と、バレンシアガはこのような歴史と内容を持つブランドなのですが、ここでPPR、に注目したいと思います。


このコラムでもむかーし触れましたが、ブランドビジネスの世界では、3大グループを軸にして動いています。
・LVHM(モエヘネシー/ルイヴィトン)
・PPR(ピノー・プランタン・ルドゥート)→組織改編・商号変更により2013年に「ケリング」設立
・Richemont(リシュモン)


バレンシアガは、この三大グループの中のケリングに所属している訳です。


このケリングは、「GUCCI(グッチ)」「Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)」「BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)」「Stella McCartney(ステラ マッカートニー)」「Sergio Rossi(セルジオ ロッシ)」「PUMA(プーマ)」「BOUCHERON(ブシュロン)」などのブランドも傘下に収めています。


ブランドビジネス業界は、買収や囲い込みを以て成長拡大をしている業界です。
この世界の動向を見習った?訳ではないかもしれませんが、日本企業だとユニクロ(株式会社ファーストリテイリング)がTheory(セオリー)を買収したのを思い出します。
ブランドビジネス業界の一角を担う様な企業が日本から現れると良いですね。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

さて次は…2016-07-12

参議院選挙が終わりました。
予想されていた通り、やや予想よりも野党が頑張ったと言うべきでしょうか、政府与党の勝利に終わりました。
選挙結果を受け、株価が上がりました。これは逆に言うと、野党が勝っていれば株価が下がりかねなかった、と考えられると思います。
主義主張にはいろいろあるのでしょうけれども、なにはともあれ良かったと思います。


さて、前置きが長くなりましたが、明日、またマーケットに影響が出る可能性があるイベントがあります。
オランダ・ハーグの仲裁裁判所が12日に南シナ海の領有権問題をめぐる裁定が出る予定なのです。
当初、灯台を設置している、という主張を中国はしていましたが、先日のニュースによりますと、ミサイルの配備が完了しているとかなんとか。


こうなりますと、
・中国はどのような態度をとるのか
・アメリカはどう対応するのか
・EUはどのようなスタンスをとるのか
・その他各国の動きは
このようなことに注目するべきだと思います。


これらを踏まえて、マーケットは反応します。
中国が譲歩する可能性は薄そうです。
おそらく、より強行な態度に出ると予想されています。


さてさて、どうなることでしょうか。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

いろいろと出てきますね...2016-07-11

このコラムでも書きましたが、どうもイタリアが経済的に苦しいようですね。 イギリスのEU離脱後、欧州の様々な悪い情報が入ってくるようになりました。 なんと、イタリアの若年層(15歳から24歳まで)の失業率が35%!に達しているようです。 イタリアは、金融に問題があるというだけではなさそうです...。


さて、失業率と言いますと、マーケットに大きな影響を及ぼす要素のひとつであります「アメリカの雇用統計」。 この雇用統計は失業率だけではなく、「非農業部門就業者数」「建設業就業者数」「製造業就業者数」「小売業就業者数」「金融機関就業者数」「週労働時間」「平均時給」などの情報が発表されます。 これらの雇用情勢は、個人所得や消費の動向を示す大きな材料になりますので、景気の先行きを示すもとにもなります。


また、この雇用統計は、このコラムでもよく出てくるアメリカ金融会議でも、金融政策の判断材料として使われます。 そしてこのアメリカ金融会議は、金価格の変動に大きく作用するのは、このコラムの読者の方々は、もう十分ご承知でしょう。


という事で、このアメリカの雇用統計、次は、7/8(金)の日本時間21:30頃に発表されます(執筆時未発表)。 もう今週は終わりますので、週明けのマーケットに注目です。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

各種日程2016-07-08

こんなニュースが載っていました。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160706-00006329-sbunshun-bus_all


このニュースによると、三菱東京UFJ銀行とその取引先の間で、不適切な関係を疑われるような何かがあったようですが、このニュースを読んで、ふと思い出したのが「三菱UFJの国債特別資格返上」です。


三菱東京UFJ銀行の不祥事がニュースに出て来たのは、国債特別資格返上の仕返し?嫌がらせ?ではないかと思うのは、私の単なる勘ぐりでしょうか。


まぁ、いずれにしても、我々一般市民からすれば、雲の上のやり取りですが。



さて、今日は、よく分からない雲の上のやり取りではなく、はっきりと分かっているお話です。 今年も半分が終わりましたが、あと半年の間でマーケットに影響を及ぼすであろうイベント日程をピックアップしていきます。


7/18 アメリカ共和党党大会
7/25 アメリカ民主党党大会
7/26 アメリカ金融会議
7/28 日銀金融会合
8/5 ブラジル リオ オリンピック開幕
9/20 アメリカ金融会議
9/21 日銀金融会合
11/8 アメリカ大統領選挙
12/13 アメリカ金融会議
12/19 日銀金融会合


リオオリンピックを入れてみました。 これはマーケットに何か影響を与えるというよりも、世界中の皆がオリンピックに熱中するので、オリンピック期間中は、仕事がおろそかになる(笑)ので、結果として、マーケットに目立った動きがない、という事になるのではないかという事で、リオオリンピックを入れてみました。



さてさて、どうなることでしょうか。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

金価格高騰の気配2016-07-07

んー…暑い!
梅雨明けてるんじゃないですかね!?
まだ風が吹いているから良いものの、風も止まったらどうなるんでしょうか?
ビール各社が今年は猛暑と予想らしいですけれども、どうやら当たりそうですね…。


さて、今年の夏は暑くなりそうですが、暑くなりそうなのは気温だけではなさそうです。


まずは、こちらをご覧下さい。
http://www.ikeda78.com/market.html


金価格が高騰する気配を見せています。


この数日の上がり方は、イタリアの銀行の不良債権問題が出て来た為、だと言われていますが、イギリスのEU離脱から始まった欧州の混乱は、まだ始まったばかり、という事でしょうか。


また、先日の悼ましいテロもありましたが、世界各地でテロ活動が活発化しています。
こういった政情不安も当然金価格上昇の要因となります。


さらに、価格的にもうちょっと踏み込みますと、金価格の見えない天井は5000円付近にあると思っています。


2015.01.31金買取価格・プラチナ買取価格
純金 インゴット
¥5,000-
前日比+30円


当店は、2015年1月31日に5,000円をマークしていますが、4,300円付近から4,800円までを行ったり来たりするような値動きで金価格は推移してきています。
*お時間のある方は、当店のホームページを遡ってみてください。過去の金価格がご覧頂けます


何回か前のコラムで、○○のデフォルト、○○の破綻、なんていう言葉が聞こえてきそうです、なんて書きましたが、とうとう具体的に、イタリアの銀行の不良債権問題という情報が出て来てしまいました。


何をきっかけにリーマンショック級の金融危機が起きるか分かりませんが、金融危機が起きるまでは金価格が上がり続けると見ても良いのではないかと思います。もちろん、各国首脳が金融危機が起きない様に努めていると思いますので、起きずに済むならそれにこしたことはありませんが。


また、金融危機は起きるか起きないか分かりませんが、まちがいなく起きるもめ事があります。
それは、南シナ海領有権紛争の問題です。
この問題、すでに仲裁裁判所で審議されており、その判決が12日も出る見通しです。
中国は、いかなる判決が出ようと争う構えを崩していませんので、これは間違いなくもめ事が起きると思います。



マーケットがどう反応するか、注目したいと思います。



それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

選挙日程2016-07-05

まず、バングラデシュのテロ事件で犠牲になられた方々のご冥福をお祈り致します。
本当に不幸な事件が起きてしまいました。
どうして国際貢献という高い志を持った方々が犠牲にならなければならないのか。
強い憤りを感じています。
ただひたすら、ご冥福をお祈り致します。


さて、宗教についてはよく分かりませんが、政治については選挙日程だけははっきりしています。
選挙結果はマーケットにも影響を与えます。
以下、これからの主立った選挙日程です。


・7月10日 参議院選挙
・7月31日 東京都知事選挙
・11月8日 アメリカ大統領選挙


サイレントマジョリティなんていう言葉も聞かれるように、普段、多くの方々が政治や選挙に対して、さほど高い関心を持っていないと思います。
また、宗教についても同様でしょう。


ですが、今回起きたテロ事件を想いますと、無関心ではいられないと思います。
まずは、関心を高めることから始めようではありませんか。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。


池田質舗外観

有限会社池田質舗
089-921-4489
ehime@ikeda78.com
〒790-0966
愛媛県松山市立花2丁目8-5


営業時間
月〜金 10:00 - 19:00
土 10:00 - 18:00

定休日
日曜日・祝日・第二土曜


上へ

ホームへ