愛媛の質屋 池田質舗。ブランド品や金・プラチナの高価買取、愛媛県地域No.1質屋を目指します!

コラム

エルメス ヴィクトリア2017-07-28

気のせいでしょうか、正午から14時ぐらいまで何となく街が静かではないですか?
工事関係の方々も作業の手を止めているのではないかと感じます。
しばらくの間、昼間は休みましょう。

さて今日は「エルメス ヴィクトリア」というお題です。
池田質舗ではこれまで様々なお品物を買い取らせて頂いてきましたが、まだ買取事例が無いものがあるんですねぇ。
まぁかれこれ買取事例がありますから、まだエルメス製品で買取事例が無いアイテムがあるなんて、調べてみないと分からないものです。

このエルメスのヴィクトリアは、こんなお品物です。





このヴィクトリアはボストンバッグがベースになっていますので、割と大きめのサイズになっていますが、ヴィクトリアの名前からも分かるように、女性らしさと収納力を兼ね備えたお品物となっています。

また、大きなバッグに革素材を使うとどうしても重たくなってしまいますが、このヴィクトリアはその大きさの割に軽く作られていますので、高い実用性を持っています。

エルメスらしいファッション性と高い実用性。
だからこそ、ひとつのバッグを大事に長く使う人が多いバッグ、これがヴィクトリアですね。



それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

「デビアス」が日本から一時撤退2017-07-26

先日、テレビで「9月まで一日の平均気温が30℃を下回ることがない」というような事を言っていました。
皆様、くれぐれも熱中症に気をつけましょう。

さて今日は「「デビアス」が日本から一時撤退」というお題です。
6月のコラムで書いたと思いますが、どうもダイヤモンドの価格が上がってきていません。
この傾向は7月現在でも続いているようです。

そして、ここに来てこの「デビアス」が日本から一時撤退という報道です。
インターネット上の記事によりますと「賃貸契約が終了するに伴い、日本における店舗戦略を見直すタイミングだと考え閉店することにした。日本における、よりふさわしいブランドの在り方を探す」という事のようですが、世界的な戦略を見直さないといけない状況にあるという事だと思います。

そうい言えば、今年2月のコラムで「現在のヨーロッパを取り巻く環境を考えると、ここ10年こそ機械式時計市場は活発に動いてきましたが、これから先もこのままいけるとはちょっと思えません…。」と書きましたが、やはりこの予想は当たっているのではないかと思います。
ダイヤモンド、あるいは高級腕時計などの市場は、今現在のヨーロッパを取り巻く環境を考えると、難しいと言わざるを得ないでしょう。

世界経済の雲行きが怪しい…とは思いたくありませんが、デビアス撤退...あまり良いニュースではないと思います。



それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

貴金属の循環2017-07-25

猛暑は経済活動にはプラスだと思っていましたが、ここまで暑いと何か逆作用しないかと心配になってきます…
1℃違うだけでアイスクリームが売れるか、かき氷が売れるかが変わる…なんて昔から聞いてきましたが、ここまで暑いとドリンクしか売れないのではないでしょうか。
まだまだ夏は始まったばかり。熱中症には十分気をつけましょう。

さて今日は「貴金属の循環」というお題です。
金やプラチナ・ダイヤモンドは、鉱山から発掘され、一旦、加工され流通し始めるとどんどん循環をし始めます。
この循環を図にするとこんな感じになります。





とこんな風に、国内・海外を問わず、まるで海流が世界を回っているように、金やダイヤモンドといった貴金属は循環してきます。
人の手で作られた「製品」には「中古」というものがありますが、水や空気、金やダイヤモンドといった「自然界」が生み出したものには「中古」というものは存在しないのです。
質屋というのは、業種を分類すると金融業に該当しますが、社会での役割としては循環型社会の一翼を担う役割だと思っています。

チェーン店の質屋やチェーン店の買取店は、ただ単に、自社のフランチャイズ内同士の店頭へ並べる商品として貴金属等を買い取っていますが、これでは「循環」というには力不足ですね。



リユースに留まらず、リサイクルへ。
池田質舗は循環型社会へ積極的に参加します。



それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

プレミア価値2017-07-22

いやぁ暑い!
日差しで肌が焼けるように暑いですね。
この前、キャンプでふくらはぎを虫に食われまして痛いし暑いしかゆいし…
皆様、キャンプ場では長袖長ズボンを着用しましょう。

さて今日は「プレミア価値」というお題です。
池田質舗では古銭の買取を行っていませんので、単なる雑学になりますが、日本で発行されている貨幣の中にはプレミア価値を持っているものがあります。

調べてみますと…

【1円玉の希少価値】
平成23年〜25年 400円
平成13年 20円
平成22年 18円

【5円玉の希少価値】
平成22年から25年 800円
平成21年 500円
平成12年 25円

と、まぁこのように単なる1円玉や5円玉が、1円、5円以上の価値を持っている場合がある訳です。
50円玉だと昭和62年のものが3000円ほどの価値を持っているようですので、こうなるとちょっとスゴいですね。

ちなみに、先日このコラムにも出てきました天皇陛下の10万円記念金貨ですが、在位60周年の記念金貨は残念ながらプレミア勝ちは付いていません。ですので、銀行での換金をお勧めしています。

しかし、天皇陛下御即位10万円記念金貨は、プレミア価値となっています。といっても、流通量が少ないとかコレクターズアイテムになっているから、というような理由でのプレミア価値ではなく、単純に、在位60周年の記念金貨と御即位10万円記念金貨は、重さが違うのです。

天皇陛下御即位記念10万円金貨(平成2年)・・・30g
天皇陛下御在位60周年記念10万円金貨 (昭和61年,昭和62年)・・・20g

これを買取価格にしますと、2017.7.21 金買取価格が24金で1グラム4,460円ですので…

天皇陛下御即位記念10万円金貨(平成2年) ・・・133,800円
天皇陛下御在位60周年記念10万円金貨 (昭和61年,昭和62年)・・・89,200円

と、このような買取価格になります。

ですので、天皇陛下御即位10万円記念金貨は、金として売った方が得をしますし、天皇陛下御在位60周年10万円記念金貨は、銀行で換金してもらった方が得をするのです。


皆様、きちんと情報を収集して、賢く売りましょう。



それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

ダイヤモンドの価値は大きさではなく重さです2017-07-21

ニュースで「梅雨前線が戻ってきそうです」と、不思議な事を言っていました。
いやはや、これまで私達が思っていた梅雨や夏とは、全然違ってきてしまいましたね…。
何とも言えない異常な気候になってきていますが、なんとか夏を乗り切りましょう!

さて今日は「ダイヤモンドの価値は大きさではなく重さです」というお題です。
このコラムでもずいぶん前に書いたような気もしますが、最近このコラムの読者になってくれている方々に向けて、もう一度、書いてみたいと思います。

池田質舗では、ダイヤモンドの指輪、ダイヤモンドのネックレス、はたまたダイヤモンドルース(裸石)など、毎日様々なダイヤモンドの買取を行っています。
当店にダイヤモンドをお持ちになるお客様は「小さいダイヤなんですけど値がつきますか?」というような事をおっしゃる方が多くいらっしゃいます。

そういった場合、まずご説明するのは「ダイヤモンドは、大きさではなく重さで価値が変わるんです」という点です。
皆様ご存知の通り、ダイヤモンドを表す単位として「カラット」という単位があります。
深夜の通信販売などの番組では、しきりにこのカラットという言葉を連呼しますので、このフレーズをお聞きになる事も多いと思います。
この「カラット」という単位は、大きさではなく重さを表す単位でして、1カラット=0.2グラムと定められています。

ですので、皆様がよく耳にするであろう「1カラットのダイヤ」という意味は「0.2グラムのダイヤモンド」という意味なのです。

では、ダイヤモンドの価値は重さだけかと言うと、決してそうではありません。
次のポイントは、ダイヤモンドの色(カラー)です。
基本的にダイヤモンドは無色透明であればあるほど価値が高まります。
それは、無色のものほど光を通過させるので、結果として、ダイヤモンドがきれいに光輝くからです。

ですので、ダイヤモンドのカラーによってもダイヤモンドの価値が大きく変わります。

さらに、ダイヤモンドの価値を考える場合出てくるのが、クラリティ(透明度)という言葉です。
このクラリティとは何かと言いますと、ダイヤモンドは炭素の結晶体なのですが、この炭素が結晶化しきれなかった部分がかすかに残っている場合があります。
この内包物(結晶化しきれなかった部分)をインクルージョンと呼び、このインクルージョンが少ないダイヤモンドほど価値が高まります。
そしてこのインクルージョンが少ないダイヤモンドほど、クラリティが高いと評価されるのです。

ですので、このクラリティもダイヤモンドの価値を大きく影響します。

では最後に、ダイヤモンドの価値を決める要素としてダイヤモンドのカットをご説明します。
これまで、カラット、カラー、クラリティと説明してきましたが、これらの要素は自然が作り出したいわば「人間の力ではどうしようも無いもの」です。
しかしこのダイヤモンドのカットという点は、人間の手を加えることでよりダイヤモンドを光り輝かせることが出来る可能性が出てくる要素です。
言い換えると、職人の「腕の見せ所」といった所でしょうか。

ですので、このカットという点もダイヤモンドの価値に大きく影響します。

まとめますと、皆様がよく誤解している「ダイヤモンドのカラット=大きさ」ではなく「ダイヤモンドのカラット=重さ」です。
さらに、ダイヤモンドの価値はカラットだけでなく、カラー・クラリティ・カットといった要素でも大きく変わります。

例えば、某有名ブランドのブレスレットについているダイヤモンドをルーペで見ますと、ダイヤモンドの光具合、ダイヤモンドの光る方向がビシっと揃っています。
これは、ダイヤモンド素材そのものの良さ、ダイヤモンドのカット技術、そして、ブレスレットへのきちんとしたダイヤモンドセッティング、これらがトータルで高いレベルにあるからこそ、ビシっと揃っているのです。

こういったダイヤモンドの査定は非常に難しく、チェーン店の質屋やチェーン店の買取専門店では査定しきれない事が、多々あるようです。
それは、機械に頼ったダイヤモンドの査定では、本当に高いグレードのダイヤモンドには対応出来ないからです。
結果として、安く買い取ろうとする(=安全策をとる)という事につながり、せっかくの高いグレードのダイヤモンドが台無しになってしまいます。



ダイヤモンドの査定価格は、お店によって大きく変わります。
可能な限り色々なお店を回って、査定価格を比較することが大切なのではないかと思います。



それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

質屋の経営基盤2017-07-20

梅雨明けしましたね。
いよいよ夏本番!といった所でしょうか。
関東ではどうやら水不足になりそうで、すでに取水制限が始まっているようです...。
今年の夏は、暑くなりそうです。

さて今日は「質屋の経営基盤」というお題です。
これまでこのコラムでは、質屋のメリットを説明することで、なんとかして皆様にもっと質屋を身近に感じてもらえるようにと、いろいろな事を書いてきました。
しかし先日、ふと、皆様にとって悪い想定はないのかな、と思った訳です。

例えば、質屋が倒産・廃業した場合、質預かりでお預かりしていた品物はどうなるのか?

この場合、「質置主の保護」という事が法律で定められていまして(質屋営業法第28条)、倒産や廃業の前に置主との契約を終了させなければならない、となっています。

つまり、質屋が倒産・廃業する事になった場合、質入れしているお品物を「どうなさいますか?」と連絡することになると思います。
質入れしたものを債権者は差し押さえ出来ません。例えば、質屋が電気代を滞納していたとしても、電力会社は質預かりしているお品物を差し押さえたりする事は出来ないのです。

ですので、もしも質屋が倒産・廃業する事になった場合、質屋としては預かっているお品物をどうするのか、お客様に連絡をし相談することとなります。

では、もっと悪い想定を考えてみますと、質屋が倒産・廃業する事になった場合、悪徳業者なら「質預かりしていたお品物を勝手に売って逃げた」という事も想定としてはありえると思います。

この場合、もはや預けていたお品物は戻ってきません。もちろん、警察に届け出るにしても、お品物が戻ってくる可能性は極めて低いでしょう。

と、このように考えてみますと、大事な点は「しっかりとした経営基盤を持った質屋を利用する」ことだと思います。

「質屋がお金に困る…」なんて事があってはならない訳ですが、考えてみますと、銀行でさえ倒産する可能性はあるのですから、質屋が倒産することも十分考えられるのです。

もっと言えば、質屋にしろ買取専門店にしろ、出店・移転・撤退・閉店といった事は、チェーン店にはよく見られると思います。
実際に松山市内でもこういったお店が、出来ては無くなり、出来ては無くなり、を繰り返しています。

質屋組合加盟の質屋は、古くからある質屋ばかりです。
皆様、質屋を利用される場合は、ぜひ、信頼出来る質屋を利用してください。



池田質舗は、創業65年。
実績と信頼の質屋です。



それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

金貨の買取にご注意ください!2017-07-18

先日、渇水対策本部からのお知らせです…なんてアナウンスしながら広報車が走っていました。
梅雨はこのまま明けてしまうのでしょうか?
やや水不足が心配ですね…。

さて今日は「金貨の買取にご注意ください!」というお題です。
これまでのこのコラムでは、金貨の買取事例を紹介してきました。
例えば、こんな感じのコラム内容でした。


ツバルホース30ドルコイン
買取価格 37,800円

現在1ドルが115円ぐらいですので、30ドルというとおよそ3,450円の価値という事になります。
しかし、金の価値でツバルホース30ドルコインを査定しますと、37,800円!となります。
当然ですが、通貨として金貨を使うよりも金として売った方が得をします。

とまぁ、こんな感じの内容でコラムを書いていると思います。

ところがですね、金の価値よりも通貨としての価値の方が高くなる場合もあるんです。


天皇陛下御即位60年記念100,000円金貨幣

こちらは純金で重さが20グラムあります。

もし、金価格として査定するなら、池田質舗の買取価格に照らし合わせますと、

2017.7.18 金買取価格
K24 ¥4,450-

という1グラムあたりの買取価格ですので、4,450円×20グラム=89,000円、と査定されます。

となると、皆様気がつかれると思いますが、天皇陛下御即位60年記念の金貨幣は「10万円」として発行されているのです。
つまり、2017年7月18日時点では、金の価値としてよりも、通貨としての価値の方が高い訳です。

今後、金の価格がもっともっと高騰すれば、金としての価値が10万円を超える場合もあるでしょう。
しかし、今現在では、金としての価値よりも、通貨としての価値の方が高いのは明らかです。

皆様、十分にご注意ください。
何でもかんでも金として売った方が得をするとは限りません。



それではまた、次のコラムでお会いしましょう。


池田質舗外観

有限会社池田質舗
089-921-4489
ehime@ikeda78.com
〒790-0966
愛媛県松山市立花2丁目8-5


営業時間
月〜金 10:00 - 19:00
土 10:00 - 18:00

定休日
日曜日・祝日・第二土曜


上へ

ホームへ