さて今日は「金買取価格回復」というお題です。
前回のコラムで金買取価格大幅下落と書きましたが大きく回復しました。
まずはこちらをご覧ください。
2023.7.31 金買取価格
純金 インゴット
¥9,500-
前日比+170円
前回のコラムで書きましたが日銀は「大規模緩和策を改める」かに見えました。
しかしそうではなかったようです。こちらの記事をご覧ください。
日経平均一時600円高 円安で自動車株が好調
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/632816?display=1
「株安・円高」振れていくのかと思いましたが結果としては「株高・円安」に戻りました。
日銀の植田総裁は政策修正を行うのは間違いないと思いますが単に大規模緩和策を改めるという政策を採るのではなさそうです。
最後に上記に挙げた金買取価格は池田質舗での金買取価格です。
他の質屋や買取専門店の金買取価格とは何の関係もありません。
くれぐれもご注意ください。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「金買取価格大幅下落」というお題です。
金買取価格と言えば大きく上がる話題が多いのですが今回は大幅下落というお題です。
まずはこちらをご覧ください。
アメリカFOMC、22年ぶりの高水準に金利を引き上げ
https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/689984
25、26日に開催されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)で要政策金利を0.25ポイント引き上げました。
こうなりますと筆者としましては「円安ドル高で進むな...」と思っていたのです。
では次にこちらをご覧ください。
日銀 長期金利の変動幅の運用を柔軟化 0.5%の上限超え容認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230728/k10014145091000.html
しかし27〜28日に開催された金融政策決定会合で長短金利操作の運用柔軟化を決定しました。
つまりこの決定はこれまでの大規模緩和策を改めるというような印象を受けます。
この結果大きく「ドル安円高」に振れました。
ではこのような金融政策の決定後に金買取価格がどのように動いたのでhそうか。
こちらをご覧ください。
2023.7.26 金買取価格
純金 インゴット
¥9,530-
前日比+20円
2023.7.27 金買取価格
純金 インゴット
¥9,530-
前日比±0円
2023.7.28 金買取価格
純金 インゴット
¥9,330-
前日比-200円
金買取価格は大幅に「下落」しました。
これだからマーケットの予想は難しいですね。
筆者しましては金買取価格の最高値を更新する可能性があると踏んでいました。
しかし結果としては金買取価格が大幅に下落ということになったのです。
では次の注目ポイントはどこでしょうか。
筆者としましては「アメリカの銀行破綻が加速」すると見ています。
アメリカFOMCでの利上げがアメリカの銀行破綻を招くのではないかと予想しています。
もし仮にアメリカの銀行が相次いで破綻すれば金価格にとっては上昇要因となります。
もう7月は終わりますので8月のアメリカでの銀行破綻に注目したいと思っています。
最後に上記に挙げた金買取価格は池田質舗での金買取価格です。
他の質屋や買取専門店の金買取価格とは何の関係もありません。
くれぐれもご注意ください。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「販売価格と市場価格」というお題です。
ここの所コラムにずっと書いていますが最近よく買取専門店の悪評を耳にしています。
今回のお話はコラムをずっとお読みの方なら当たり前の話なのですが新しく読者になられた方々ぬ向けて書いておきたいと思います。
まずはこちらをご覧ください。
このコラムでもう何度もお伝えしてきましたがロレックスの人気モデルや入手困難モデルの場合は「販売価格」と「買取価格」が逆転します。
上記に挙げたロレックスのデイトナは販売価格が「3,741,100円」ですが当店での買取価格は「5,500,000円」です。
販売価格を上回る買取価格を査定する場合は「市場価格」を入念に調べる必要があります。
ただ単に「販売価格から算出する」だけでは正確な査定金額は出ないのです。
皆様十分にご注意ください。
安く買い取ろうと思えばいくらでも方便を使うことが出来ます。
大事なお品物や高価なお品物は信頼と実績のある地元の質屋へお持ちください。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「素材の価格と市場価格 その2」というお題です。
前々回のコラムにも書きましたが最近よく買取専門店の悪評を耳にしています。
前回に続き今回も皆様への注意喚起の意味を込めましてコラムを書きたいと思っています。
まずはこちらをご覧ください。
こちらはカルティエの指輪です。
素材は「K18」です。
2023年7月19日の金の買取価格は以下の通り。
2023.7.19 金買取価格
K18
¥7,010-
ということは「重量:6.2g」のお品物を査定した場合「6.2g × 7,010円 = 43,462円」となります。 しかし上記に挙げたように買取価格は「60,000円」を査定致しました。
これは何故かと言いますと「素材としての価値」は「43,462円」なのですが「ブランド品としての市場価値」は「60,000円」だと査定した訳です。
そして金額の高い方の「ブランド品としての市場価値」で買い取らせて頂きました。
このように同じお品物でも見方によって「43,462円」となることもあれば「60,000円」となることもあります。
お品物は「買取グラム数掛ける重量」だけでは査定出来ません。
きちんとした「市場価格」を調べなければ査定出来ないのです。
皆様十分にご注意ください。
安く買い取ろうと思えばいくらでも方便を使うことが出来ます。
大事なお品物や高価なお品物は信頼と実績のある地元の質屋へお持ちください。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「素材の価格と市場価格」というお題です。
前回のコラムにも書きましたが最近よく買取専門店の悪評を耳にしています。
今回も皆様への注意喚起の意味を込めましてコラムを書きたいと思っています。
まずはこちらをご覧ください。
こちらはディオールのネックレスです。
素材のところに「GP」を書いてありますがコラムをずっとお読みの読者の方々ならもうお分かりですね、GP=金メッキという意味です。
ではこの金メッキですが素材としての価値はいくらになるかと言いますと「査定不能」です。 査定不能というのはどんな意味かと言いますと「値がつかない=0円」という風に理解してもらって良いと思います。
では上記に挙げたディオール ネックレスは買取価格が0円だったかというとそうではありません。 こちらをご覧ください。
このように買取価格20,000円で買い取らせて頂いています。
では何故「値がつかない=0円」のお品物を「買取価格20,000円」で買い取ることが出来るのかと言いますと「市場価格」を加味して査定しているからです。
素材としては金メッキですので査定金額0円ですがディオールという「ブランド品ネックレス」としてお品物を見れば「20,000円」という価格が見えてきます。
このように同じお品物でも見方によって「0円」となることもあれば「20,000円」となることもあります。
お品物は「買取グラム数掛ける重量」だけでは査定出来ません。
きちんとした「市場価格」を調べなければ査定出来ないのです。
皆様十分にご注意ください。
安く買い取ろうと思えばいくらでも方便を使うことが出来ます。
大事なお品物や高価なお品物は信頼と実績のある地元の質屋へお持ちください。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「ここまで大きく違います」というお題です。
最近よく買取専門店の悪評を耳にしています。
今回は皆様への注意喚起の意味を込めましてコラムを書きたいと思っています。
まずはこちらをご覧ください。
なんの変哲も無い立爪の指輪ですね。
誰が見てもBのダイヤの方がAよりも大きいのだと分かると思います。
ではAの指輪とBの指輪の価値がどれほど違うのかお分かりになりますか?
買取価格はこのような差が出ます。
なんと「77,000円の指輪」と「1,100,000円の指輪」だったんですね。
皆様ここまで価値が違うとすぐにお分かりになりましたか?
我々質屋にとって「0.57ct」のダイヤと「2.07ct」のダイヤは天地の差があります。ダイヤを見ればすぐに分かります。
ですが皆様はここまでハッキリとすぐに分からないのではないかと思います。
ダイヤモンドは質屋であってもお店によって差が出やすいお品物です。
ましてや買取専門店やチェーン店などであれば尚更です。
皆様十分にご注意ください。
大事なお品物や高価なお品物は信頼と実績のある地元の質屋へお持ちください。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「二枚舌」というお題です。
当店にご来店されたお客様にこのように言われました。
「他の店と査定金額が全然違う」
そのお客様に話を伺ってみると当店での査定金額が他店の査定金額よりも相当高かったそうです。
このコラムをお読みの方はよくご存知だと思いますがロレックスについては査定金額が販売価格を上回るという逆転現象が起きることがあります。これはロレックスのスポーツモデルを中心に頻繁に起きる現象です。
例えば...
このようにロレックスのスポーツモデルは販売店での販売価格と当店での買取価格が逆転することがあります。
つまり当店での査定基準は「市場価格」をベースにして査定金額を算出しているということなんです。
逆に冒頭での話のように極端に安い査定金額を提示したという他店の場合は「販売価格」をベースにして査定金額を算出しているのでしょう。
他所様がどのような営業活動をしようと勝手だと思いますのでご自由にされたら良いと思います。
ただ問題なのでは?と感じたのが極端に安い査定金額を提示したという他店様では買い取ったロレックスの販売も行なっているようです。
その他店様でのロレックス販売価格は「市場価格」をベースにして販売金額を算出しているようです。
筆者としましては「それは違うんじゃないか」と感じた次第です。
都合よく場面によって「市場価格」と「販売価格」使い分けているとしか思えません。
これではまるで「二枚舌」ではないでしょうか。
皆様十分にご注意ください。
大事なお品物や高価なお品物は信頼と実績のある地元の質屋へお持ちください。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「1,000円が60万円に」というお題です。
先日このような質問を受けました。
「同じ品物であっても買取店によって1,000円と査定されたり60万円と査定されたりしますか?」
このお客様は時々やってきては私を困らせるような質問をする方なのですが話を伺ってみるとちょっと信じられないような話でした。
この方の話では「査定金額1,000円」と言われた品物を他の買取専門店に持っていった所「60万円」と査定されたという事例があったそうです。
この方も実体験という訳ではなくてネットに書かれてあった話なのだそうですがヒドい話があったもんですね。
本物の金を金メッキだと間違えて査定しなのかなと思いますがちょっとありえませんね。
6/13に「お粗末な話ですね」というコラムを書きましたがきちんとした鑑定が出来ない鑑定士が増えてきているように感じています。
お品物の価値を正しく査定することが質屋の仕事ですが当然ながら真贋をきちんと見極めるということが話の大前提になっています。
大事なお品物を買取に出す場合は信頼と実績のある質屋へお持ちください。
愛媛県質屋組合に加盟している質屋についてはこちらのホームページをご覧ください。
https://www.ehime78.com/index.html
それではまた次のコラムでお会いしましょう。