愛媛の質屋 池田質舗。ブランド品や金・プラチナの高価買取、愛媛県地域No.1質屋を目指します!

コラム

常連様2016-11-17

一時はどうなる事かと思いましたが、ようやく金価格が大統領選前の水準に戻りました。
為替の方は、相変わらず動いていますが、金価格についてはまずは一段落でしょう。


さて今日は「セミプロ」というお題です。
このコラム、基本的には質屋をまだ利用したことが無いという方や、ごくごく普通の一般的な方々に読んでもらおうと思って書いています。 逆に言うと、当店の常連さん達のように質屋を利用することに馴れている方々や、あるいは金融業ではないものの我々質屋が舌を巻く様な知識をお持ちの方々など、そういった方々へ向けてこのコラムは書いていません。
それは、なによりもまず、初心者の方やごくごく普通の方々を優先して情報をお伝えしたいと思っているからです。


では、この常連さん達のような方々は、今、どのような動きを見せているかと言いますと、インゴットを売りに出し始めています。
当店ではここの所、インゴットの買取が大変増えてきています。


これは、金価格が乱高下していた事もあるでしょうし、年末に向けてマネー(現金)が必要になるという事、このような事が背景にあるのだと理解しています。
もちろん、お客様の事について根掘り葉掘りこちらから伺ったりしませんので、あくまでも私の推測ではありますけれども。


カネとモノはワンセットで動きます。
皆様は、最近、どのような動きをされましたか?





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

大逆転現象2016-11-16

このコラムでは、販売価格と買取価格が逆転するという「逆転現象」を何度かお伝えしてきました。
久しぶりに、この「逆転現象」が起きました。逆転現象というか、大逆転現象です。


まずはこちらをご覧下さい。


ロレックス デイトナ

ロレックス コスモグラフデイトナ SS/セラミック AT
型番116500LN
買取価格 1,730,000円


こちらは、今年新しくなったロレックスのデイトナというモデルですが、皆様、このお品物の販売価格はいくらだと思いますか?


正解はですね、1,274,400円です。


そして買取価格が、1,730,000円。


なんとも不思議ですね。
店頭で127万円で販売されているモノが、当店で買い取ると173万円な訳ですから。
なぜこのような事が起きるかと言いますと「品薄」&「大人気」という結果なんですね。


実はここの所、ロレックスの買取価格が下がってくる傾向があったんです。
この傾向は、ヴィトンや他のブランド品にも言えることでして、私自身、またデフレの影がちらついてきているのでは…なんて思っていました。 日銀黒田総裁の政策にも手詰まり感が出て来ていましたしね。


しかし、今、マーケットは円安ドル高でさらに株高という動きを見せています。
となると、最近感じていたデフレの影は、すっかりなくなっていくのではないかと思っています。


トランプ氏当選で良かった、のか、な…。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

注目2016-11-15

ここの所、寒さが和らいでいませんか?
先々週だったか、大変寒くて冬が来るのが早いなぁなんて思ってましたが、ここ数日はなんとも過ごしやすい気温ですね。
寒さも遠のき、金価格も持ち直してきまして、ようやくトランプショックから抜け出せそうです。笑


前回のコラムでも書きましたが、トランプ候補当選の結果、マーケットの動きは予想と全く逆の動きを見せました。


大統領選挙前後の為替と金価格を見てみますと…


2016.11.9
1ドル=105円
金買取価格¥4,460-(前日比-10円)


2016.11.10
1ドル=106円
金買取価格¥4,500-(前日比+40円)


2016.11.11
1ドル=106円
金買取価格¥4,490-(前日比-10円)


2016.11.12
金買取価格¥4,340-(前日比-150円)


2016.11.14
1ドル=108円
金買取価格¥4,370-(前日比+30円)


2016.11.15
1ドル=108円
金買取価格¥4,420-(前日比+50円)


と、このような動きを見せました。 11/12の金価格前日比マイナス150円!!!という動きには、気絶しそうになりましたが笑、金価格がだいぶ戻ってきました。


今の所、マーケットはトランプ候補当選への期待感で動いているのだと理解しています。
ですので、この「期待感」が薄らぐ、または、期待が外れるというような報道がなされると、これはマーケットへの大きな影響を与える要因になると思います。 また、大統領選挙前の予想では、12月にアメリカが利上げするのではないかと言われていましたので、もしアメリカが利上げすれば、これはマーケットに大きな影響を与えたハズですが、トランプ候補が当選した今、どうなるのか分かりません。


という事で、しばらくはトランプ氏の言動に注目したいと思います。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

忘れることから始めましょう2016-11-14

いやはや、私、意気消沈しています…。
前回のコラムで書いた通り、金価格は上がりました。
しかし、円高どころか円安に振れるという全く逆の展開…。


気を取り直して、大統領選挙結果判明後の金価格と為替を見てみましょう。


まずは、金価格から。


2016.11.9 金買取価格
純金 インゴット
¥4,460-


2016.11.10 金買取価格
純金 インゴット
¥4,500-


ということで、前日比+40円となり、金価格は上がりました。
本当は、+60円から+80円ぐらい大きく上がってもおかしくないと思っていましたが、結果としてはそこまで上がりませんでしたね。


次は、為替。
2016年11月9日
始値105.12
高値105.89
安値101.15
終値105.65


2016年11月10日
始値105.65
高値106.94
安値104.95
終値106.81


ということで、予想とは全く逆の円安に振れました。
これは、これまでの「リスク回避の動き=円高」という流れが全く変わったということだと思います。


考えてみるとオバマ政権は8年続いたことになります。
この8年の間で出来上がった路線が、トランプ候補が大統領になることで大きく変わります。
そもそも「有事のドル買い」という格言があるように、リスク回避の動き=ドル高だった訳です。
それがいつからかリスク回避の動き=円高という動きに成り変わってきたのですが、この考えを改めるべきだと痛感しています。


また、日米マスコミの論調はさておき、マーケットはトランプ候補の当選を好意的にとらえていると思います。
ニューヨーク株式市場では、軒並み株価が上がっており、日経平均も急反発してきています。
政治的な意見については、異論・反論さまざまあるのでしょうけれども、株価を見ていますとマーケットは今ところ予想に反して順調に推移してきている訳です。




2017年は大きな変革の年となりそうです。
何がどうなるのか分かりませんので心の準備が必要ですが、まずは、この8年で染み付いた経験則を忘れることから始めましょう。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

アメリカ大統領選挙2016-11-09

このコラムでもマーケットに大きな影響を与える可能性があるイベントとして、アメリカの大統領選挙を挙げてきましたが、まぁなんともこちらの思惑通りにはいかないものですね。
まさかまさかトランプ候補が大統領選挙に勝ってしまうとは…。
一体、誰がこのような結末を予想していたでしょうか。
泡沫候補の一人ぐらいに思われていたトランプ候補が、勝ってしまいました…。
別に予想していた訳ではありませんが、ヒラリー候補が勝つものだとばかり思っていました。
イギリスのEU離脱といい、今回のアメリカ大統領選挙といい、予想するのは本当に難しいですね。


さて、何回か前のコラムで書いたことの逆が起きようとしています。
ヒラリー当選は円安ドル高への要因となりそう、と書きましたが、結果はトランプ当選。
となると、円安ドル高ではなく、円高ドル安の動きへと繋がっていくはずです。
明日(10日)以降、マーケットは荒れるでしょう。
また、リスク回避の動きを受け、金価格にとっては上げ要因となりそうです。


これからの年末商戦に冷や水を浴びせるような事にならなければ良いのですが…。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

続クレジットカード2016-11-08

前回よりクレジットカードについてお話していますが、長くなりましたので2回に分けてお話します。
前回のコラムの内容を例の取引先の方に言ってみました。


私「翌月一回払いなら金利や手数料はかかりませんよ」


取引先「なんでそんな事になってるんですか?」


私「そういう法律になってますから」


取引先「なんでそんな法律があるんですか?」


私「それはクレジットカードの健全な発達を促そうとしているのでしょう」


取引先「そうなんですか…」


私「あとはまぁ消費者保護も兼ねてるんですかね、きっと」


取引先「…」


と、このようなやり取りがあったのですが、このやり取りの印象では、まだクレジットカードへの警戒感が残ってますね。笑


まぁ、私の取引先は置いておいて、皆様には次へ話を進めましょう。
前回は「金利・手数料がかからない」方法をお伝えすることで、クレジットカードへの抵抗感を和らげようとしました。
そして今回は、クレジットカードのメリットについてお話したいと思います。


クレジットカードのメリットは、なんと言っても「ポイントが貯まる」ということに尽きます。
クレジットカード会社によってポイントが貯まる割合は変わってきますが、クレジットカードでの支払にはポイントが付きます。 また、その貯まったポイントは、商品やギフト券、あるいは現金へと交換出来ます。


付け加えると、国内・海外の旅行時に傷害保険が付いていたり、クレジット会社と提携しているホテルがカード利用者向けの宿泊プランを用意していたり、これらのようないわゆる付帯サービスというものがあるのですが、まぁこれらはあくまでも付帯ですので、やはりクレジットカードのメリットは、ポイントが貯まることでしょう。


私の場合、職業柄複数のクレジットカードを使い分けていますが、皆様も1枚はクレジットカードをお持ちではないかと思います。 これを機に、お持ちになっているクレジットカードにどのような特典が付いているのか、調べてみてはいかがでしょうか。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

クレジットカード2016-11-07

先日、iPhone7へ機種変更をしました。
ちょうど画面が割れてしまっていましたので、機種変更をするには良いタイミングだったのですが、iPhone7になってようやく決済システムが搭載されました。
この決済システムをApplePayと呼ぶのだそうですが、ApplePay自体は電子マネーの名前ではなく、電子マネーやクレジットカードを登録して使用するシステムの名称です。
という事で、クレジットカード(または電子マネー)の利用が前提となっているのですが、皆様、クレジットカードをどれぐらいお使いになっていますでしょうか?


私は、コンビニで何かモノを買う場合であってもクレジットカードを使います。この前、この話を取引先の方にしましたら「えー、コンビニでカード使うんですか???」という答えが返ってきました。私にとっては、ごく普通の行為なのですが、取引先の方にとっては日常的な行為ではなかったのでしょう。


私、このことから色々思いを巡らせてみたのですが、一般の方々は、まだまだクレジットカードの利用に対して抵抗を感じるのではないか、と。逆に、私は金融業を営んでいますので、一般の方々よりも「お金」というものに対して精通しているのだろう、とこのように思った訳です。


何も「クレジットカードを普及させよう」という訳ではありませんが、クレジットカードの利用に対して抵抗を感じる方々に対して、ちょっとでも抵抗感が少なくなる様に、ここでクレジットカードのメリットについてお話してみたいと思います。


まず、クレジットカードと聞くと「手数料」や「金利」といった言葉が思い浮かびませんか?それはそれで間違いではありません。ですが、この「手数料」や「金利」を払わずに済む方法がちゃんとあるのです。


それは、「一回払い」「二回払い」までは手数料、金利がかからない、のです。
これは何故かと言いますと、クレジットカードに関する法律として割賦販売法という法律があります。この法律には…



第二条 この法律において「割賦販売」とは、次に掲げるものをいう。
一  購入者から商品若しくは権利の代金を、又は役務の提供を受ける者から役務の対価を二月以上の期間にわたり、かつ、三回以上に分割して受領すること



と、このように書かれてあります。
ですので、金利や手数料がかかるのは、三回払い以上の場合なのです。逆に、先程も述べましたように、「一回払い」「二回払い」の場合、金利や手数料はかかりません(かけれれません)。


但し、この割賦販売法が改正(2010年)されまして、「購入から支払いまで二ヶ月以上かかる場合」は金利や手数料がかかる場合が出てきました(信販会社によって違いが有り)。
この辺の詳しいお話は、お持ちになっているクレジットカード会社に問い合わせてもらえればと思いますが、結局どうなるのかと言うと「翌月一回払い」であれば、金利や手数料がかかることはありません。
※リボ払いの一回払いを除く


という訳で、たとえクレジットカードを使うとしても「翌月一回払い」にしておけば、何の問題もありません。
金利や手数料を取られることは無いのですから。


このクレジットカードのお話、ちょっと長くなりましたので、次回、もう少しお話したいと思います。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

11月に入ってしまいました…2016-11-05

あっと言う間に11月が来てしまいました…
あまりにも忙しくて10月の記憶がやや不明です…
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
本当は、先月(10月)に中国がSDR入りをきっかけに何か大きな動きが10月にあると思っていましたので、この動きがあり次第、コラムを書こうと思っていたのですが、特に何も起こらずちょっと肩すかしでした。


さて、このコラムでも重要なイベントとしてマークしていました「アメリカ大統領選挙」がいよいよ投票日を迎えます。 この結果次第でマーケットに大きな影響を与えるかもしれません。
今のところ、リスクヘッジの動きが出ていることから「トランプが優勢」または「トランプが当選してしまった時への備え」という状況でしょう。 逆に、クリントン候補が当選するならば、それは円安ドル高への要因となりそうです。


となると、このコラムを以前からお読みの方は気がついたと思いますけれども、両候補の主義主張を置いておいて日本への影響という事だけを考えた場合、クリントン候補の方が…と思いますね。


いずれにせよアメリカ大統領選挙は来週8日に行われます。
日本時間で言いますと、11/9(水)午前8時から開票が始まり、昼ごろにはおおよその全容が明らかとなり、夕方には結果が出るという流れです。


投票日当日まで注目してみてみましょう。





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。


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