昨年の12月23日のコラムでこのように書いています。
"アメリカ現地時間1月20日にトランプ氏が大統領に就任します。 もう既に色々な話がささやかれていますが、猛烈な円高にならない限り金価格にとっては「プラス」材料の話ばかりです。"
トランプ大統領が就任して以来、精力的に選挙公約を推進し始めましたが、大きな動きが出てきました。
こちらをご覧ください。
株価1000円以上値下がり トランプ大統領関税強化でほぼ全面安
https://www3.nhk.or.jp/news/html/
この記事に書かれてある通り日経平均株価が1000円以上下落しました。
そして、この動きを受けて「当店の」金買取価格はこのように動いています。
2025.2.1 金買取価格
純金 インゴット
¥14,980-
前日比±0円
2025.2.3 金買取価格
純金 インゴット
¥15,080-
前日比+100円
この「¥15,080-/g」という買取価格は、当店で過去最高値の価格となっています。とうとう「15,000円の壁」を破りましたね。
冒頭にも書いてある通り、トランプ大統領の選挙公約は「金価格にとっては「プラス」材料の話ばかり」だと筆者は考えています。 ですので、金価格はこれからも「上昇」すると見込んでいますが、次の注目ポイントをどこに設定するべきなのかまだ見えていません。
しかし、今年1月22日のコラムでこのように書いています。
”筆者としましては、中期的に金の処分をお考えの方に向けて「今は待つ」べきなのか「今処分する」べきなのか、ここでしっかりと書きたい所ですが、次回のコラムで「今は待つ」or「今処分する」について書きたいと思います。”
ですので、今回のコラムで中期的に金の処分をお考えの方「今は待つ」or「今処分する」について書かないといけません...。
筆者の結論を先に書きますと「今は待つ」という結論です。
これは何故かと言いますと、今年1月22日のコラムでこのように書いています。
”トランプ大統領が就任式を終えた後、早速、数々の大統領令に署名しましたが、これらの大統領令の中に金融関係の大統領令が見当たらなかったのです。
つまり、トランプ大統領が行う金融政策次第では「また大きく」金買取価格が動く可能性があるということです。”
今現時点で金融関係のトランプ大統領令が「まだ」見当たりません。
トランプ大統領の金融政策次第では、
「金の国際価格は上昇」
「金の国内価格は下落」
という展開もありえます。
ですが、筆者としましては「金上昇圧力が勝る」環境にあると判断致しました。
ですので、上記に書きました通り「今は待つ」という結論です。
逆に、短期的に金の処分をお考えの方は、今の金価格水準であれば「いつ売っても良い」と思います。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。