愛媛の質屋 池田質舗。ブランド品や金・プラチナの高価買取、愛媛県地域No.1質屋を目指します!

コラム

わずかな違い2021年5月31日

さて今日は「わずかな違い」というお題です。


ここの所、かなり年代物だと思われるお品物をお持ちになるお客様が増えたような気がします。


例えば、このようなお品物です。




プラチナと14金のネックレス
買取年月日 : 令和3年5月25日
パール : --
買取重量 : --
買取価格 : 15,000円




シルバー925のネックレス 鑑別書有り
買取年月日 : 令和3年5月25日
パール : --
買取重量 : --
買取価格 : 20,000円



なぜ年代物だと感じるかというと、プラチナと14金のネックレスにはPtという刻印しかありませんでした。
これは、昔、プラチナ表記として使われていたもので、この表記があるものはPt850以下の含有率のお品物として査定を行っております。
現在では、Pt850、900、950などの表記に変わっている為、Ptのみの表記だけだと「ずいぶん古いお品物なんだなぁ」と思う訳です。


このような、ずいぶん古いお品物が時を経て買取にお持ちになるのですが、買った時は思いもしなかったと思われますが、同じようなお品物でも買取価格に差が出ます。


それは「鑑別書の有無」です。


パール自体の品質・大きさはほぼ同等ですので、あとは素材の違いとなりますが、プラチナと14金の素材の組み合わせとシルバーであれば、もちろんプラチナと14金の素材の組み合わせの方が高価な素材となります。


しかしながら、シルバーのお品物には鑑別書が付いており、この鑑別書がお品物への信頼度を高めている為、シルバーのネックレスの方が高く買い取らせて頂けました。


時代によって金がもてはやされる時とプラチナがもてはやされる場合がありますが、それでもやはりシルバーよりは金・プラチナの方が断然高価です。


なのに、上述のような買取価格となるのですから、いつの時代でも「鑑別書」の強さは変わらないのですね。
わずかな違いが差を生むという好例だと思います。




それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

当たったものの…2021年5月29日

さて今日は「当たったものの…」というお題です。


前回のコラムで「緊急事態宣言延長は金価格上昇の要因か」という事を書きましたが、緊急事態宣言が延長された結果、金価格はこのように推移しました。



2021.5.27 金買取価格
純金 インゴット
¥7,100-
前日比+20円



2021.5.28 金買取価格
純金 インゴット
¥7,150-
前日比+50円



結果としては、金価格が上昇しましたので前回のコラムに書いた内容は「当たった」と言えると思います。
しかし、コロナ禍での予想は難しいなぁ…と感じたのが、この動きです。


「日経平均は急反発、600円超高」
https://jp.reuters.com/article


このタイミングで株価が上がるという展開に、コロナ禍での経済予測が本当に難しい…と痛感しています。


前回のコラムでは「株価低迷も金価格上昇の要因」という意味で日経平均株価を引用したのですが、金価格は上がったものの日経平均株価も上がりました。


今現時点で日本国内の経済状況に好材料などありませんから、アメリカのバイデン大統領による「200兆円の追加経済政策」これが強烈な効果を生んでいるのだという事なのでしょう。


東京オリンピック開催か否かで「アルマゲドンが起きない限り開催する」だとか「緊急事態宣言が出ていても開催する」という刺激的な言葉が飛び交っていますが、当分の間、金価格の動きも刺激的な動きとなりそうです。




それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

緊急事態宣言延長は金価格上昇の要因か2021年5月28日

さて今日は「緊急事態宣言延長は金価格上昇の要因か」というお題です。


どうやら、東京など9都道府県で緊急事態宣言が延長される見込みとなっています。


緊急事態宣言が延長されますと、当然ですが日本経済にはさらに打撃となりますので、ここだけ取ってみれば為替は「円安」の要因となるハズです。


となると、金価格にとっては「上昇」の要因となる訳ですから緊急事態宣言が伸びれば伸びる程「金価格は下落しにくくなる」という事に繋がると思われます。


では、株価はと言いますと、昨年は日経平均2万2千円から2万3千円程で推移していましたが、昨年秋のGOTOキャンペーンあたりから株価が持ち直しまし、今年の初めには日経平均3万円を超えるような展開となりました。


しかし、5月に入り株価が下落し始め2万7千円から2万8千円で推移するようになってきています。


ということは、株価の面でも金価格にとっては「下落しにくくなる」という要因となりますので、今後、なおさら金価格は高値維持、もしくは上昇となるのではないかと思います。


では、金買取価格の推移を見てみましょう。



2021.5.25 金買取価格
純金 インゴット
¥7,000-
前日比-30円



2021.5.26 金買取価格
純金 インゴット
¥7,080-
前日比+80円



2021.5.27 金買取価格
純金 インゴット
¥7,100-
前日比+20円



とうとう「¥7,100-/g」という水準まで来ました。
緊急事態宣言中は、このような水準で推移するのではないでしょうか。


ですので、次の注目は「6月20日まで延長される緊急事態宣言が終わるのかどうなのか」ここに注目したいと思います。




それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

東京オリンピック中止決定で金買取価格もひと段落か2021年5月27日

さて今日は「東京オリンピック中止決定で金買取価格もひと段落か」というお題です。


金買取価格が高騰の気配を見せていますが、まだ様子を見ながらの価格推移となっています。


というのは、やはり「東京オリンピックが開催されるのか中止になるのか」この事が金買取価格に大きく影響しているように思うからです。
今まさに、オリンピック開催か中止かで揺れ動いている最中ですが、各企業は「東京オリンピック中止」という前提で動いていると思います。 まさか、楽観的に東京オリンピックが開催されるなんていう事を思って経営している企業家は少ないでしょう。


となると、今現在でのリスクは「東京オリンピックが開催されてしまうのではないか」という「開催リスク」ではないでしょうか。


もし、東京オリンピックが開催されると、およそ200カ国という世界中の国々から東京に人が集まってきます。
東京オリンピックに出場する選手、コーチ、審判員、報道関係者、スポンサーなどおよそ9万人が海外から来日します。
つまり、世界中から東京に人が集まって2週間大騒ぎするという事です。


オリンピック終了後、コロナが世界中へと感染爆発しかねません。 その時は、世界へ散らばったコロナに「東京株」と名付けられるのでしょう。



では、金買取価格の推移を見てみましょう。



2021.5.22 金買取価格
純金 インゴット
¥7,000-
前日比±0円



2021.5.24 金買取価格
純金 インゴット
¥7,030-
前日比+30円



2021.5.25 金買取価格
純金 インゴット
¥7,000-
前日比-30円



2021.5.26 金買取価格
純金 インゴット
¥7,080-
前日比+80円



これまでの金買取価格の最高値は「2020.8.7 純金インゴット¥7,520-/g」でしたが、今年はどこまで高騰するのでしょうか。


今後、オリンピックが「中止になるリスク」ではなく「開催されるリスク」に注目していきたいと思います。




それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

小さな金額の買取増2021年5月22日

さて今日は「小さな金額の買取増」というお題です。


お家時間が多くなったコロナ禍での特徴でしょうか、比較的小さな金額の買取事例が増えてきています。
きっと、引き出しやタンスに眠ったままになっていたお品物が出てきたのでしょう。
また、営業自粛のあおりを受けて収入が減ってしまった方の苦肉の策で引き出しやタンスに眠ったままになっていたお品物を探し出したのかもしれません。


具体的には「切れてしまったネックレス」や「片方だけになってしまったピアス」こういった本来の機能を失ってしまったお品物の買取が増えてきています。


さらに、「金の万年筆のペン先」や「金の腕時計ケース」「ネクタイを留めるタイ留め」などコロナ禍によって出番を失ってしまったのであろうお品物の買取も増えています。


また、「ブレスレット」や「ペンダントトップ」など使用頻度が低く実用性も薄いお品物の買取も増えました。


逆に「一生モノ」と言われるようなお品物については「それほど」買取事例は増えていません。


コロナ禍に於いては「必要と「不必要」をはっきり分けることが求められているのかもしれません。 もしかすると、モノによってインフレとなるものとデフレとなるものが出てくるのかもしれませんね。


当店でも、まん延防止措置の影響で来客数はハッキリと減っております。
厳しい状況ですが、何とかこの困難を乗り切りましょう。




それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

デフレだけでなくインフレも2021年5月20日

さて今日は「デフレだけでなくインフレも」というお題です。


以前、郵便局のゆうゆう窓口が24時間営業から時間短縮されたというニュースをコラムに書きましたが、郵便局で今度はこのような動きが出てきました。


土曜配達、10月に廃止 「翌日」は来年1月―日本郵便
https://www.jiji.com/jc/articl


こちらの記事によりますと、年間50億円程度の経費削減を見込んでいるようですが、郵便局ではこのように「働き方改革」の名の下でどんどん人件費が削減されてきています。


筆者としては「デフレ経済」へと進んで行くという前提でコラムを書いてきましたが、この前提を「労働市場はデフレ経済へと進む」とデフレの範囲を限定したいと思います。


というのは、コロナ禍での経済対策によって、このような動きが出てきているからです。


米国株が続落、インフレ警戒で終盤に売り−ドルは下落
https://www.bloomberg.co.jp/ne


こちらの記事の内容はアメリカでの出来事ですが、恐らく日本にもインフレの波が押し寄せてくるのではないかと思っています。


となると、このような展開となるのではないかと予想します。
・ヒト・・・デフレ
・モノ・・・インフレ


労働市場ではデフレが進んでいき物価はインフレが進んで行く、このような状況に陥ってしまうのではないかと思います。
となると、ますます格差社会が進んでしまうことになりかねませんね。




それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

予想では…2021年5月19日

さて今日は「予想では…」というお題です。


このコラムをずっとお読みの方はご存知だと思いますが、筆者の経済的な予想は、
「株価下落を受けて金買取価格も下落。マーケット全面安」
このような予想を立てています。


ここの所「株価下落」「GDP下落」などのニュースが流れるようになってきました。
各企業の決算情報や各経済指数が出揃ってきている中での報道だと思いますが、いよいよ経済が崩壊する足音が聞こえてきたように思います。


と、ここで皆様に思い出してもらいたいのですが、昨年こんな話がありましたよね?


ソフトバンクG孫正義氏、「最悪のケース」に備え現金8兆円確保
https://www.cnn.co.jp/tech/351


この記事は、昨年11月の記事ですが手元資金として8兆円を準備しているという報道がなされました。
「あの」ソフトバンクGの孫さんが、これほど警戒しているという事なんですね。


この記事に書かれている通り「治療薬やワクチンが大量供給される前に、大手企業のいくつかがつぶれてドミノ倒しが起きる可能性がある」という悪い予測を立てて孫さんは行動しているようです。


少し前まで「日本経済絶好調」と言えるような株価でしたが、筆者の予想としては孫さんが警戒しているように「最悪のケース」が起こる可能性が非常に高いと思っています。


では、このような「危機」を感じるマーケットの状況で金買取価格はどのように推移したかと言いますと、このコラムをずっとお読みの方ならもうお馴染みの展開となっています。



2021.5.15 金買取価格
純金 インゴット
¥6,860-
前日比±0円



2021.5.17 金買取価格
純金 インゴット
¥6,920-
前日比+60円



2021.5.18 金買取価格
純金 インゴット
¥7,000-
前日比+80円



この¥7,000-/gという価格は、昨年7月に金価格が高騰した時と同じ水準ですので、大きく金買取価格が高騰しています。まぁ、この金価格高騰ということもコラムをずっとお読みの方なら十分に予想の範囲内でしょう。



しばらくマーケットから目が離せない展開となりそうです。




それではまた、次のコラムでお会いしましょう。


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