さて今日は「色々と動きそうですね」というお題です。
コラムを書こうと思いながら時間が過ぎてしまいました。
ですので、ちょっと時間を遡って書きたいと思います。
まず、9月初旬「テーパリング」という言葉が聞かれるようになりました。
このテーパリングとは、直訳すると「先細り」という意味で金融用語として使用される場合「量的緩和の縮小」を意味します。
このテーパリングの動きがヨーロッパでも出始めまして、恐らくヨーロッパも量的緩和の縮小を開始するのでしょう。これは9月初旬のNHKでも速報が流れましたので、ほぼ確定なのだと認識しています。
このテーパリングは、マーケットに大きな影響を与えると思いますので、当然、金買取価格にも影響が出ると予想しています。
次に、9月3日菅総理が次の総裁選に立候補しないことを表明しました。
これを受けて株価が上昇するというなんとも皮肉な結果となりましたね。
この菅総理辞任だけが理由ではないと思いますが、9月14日の日経平均株価が一時3万795円まで上昇してバブル崩壊後の最高値をつけました。
この「バブル崩壊後の最高値」というマーケットの動きも当然ながら金買取価格に影響を与えるのではないかと思っていました。
最後に、9月下旬に入り「中国恒大集団が債務不履行の可能性に瀕している」という情報が入ってきました。この恒大集団については様々な憶測が流れており、どのような結果となるのか非常に不透明な状況になっています。
この問題「中国版リーマンショック発生か!!!」という可能性もあるようですので、もしかすると世界的な経済破綻へと繋がりかねません。
となると、この恒大集団の行方が金買取価格に影響を与える可能性が十分にあると思っています。
ということで、コラムを書こうとすると何かしら大きな話題が起きてしまうので、なかなかコラムの内容がまとまりませんでしたが、ここで一旦基本に返っておきたいと思います。
もし、恒大集団が破綻し経済危機が発生した場合、金買取価格は下がります。
株も金も売られますので、どちらも下がります。
これは基本的な認識として持っておいた方が良いと思います。
これから日本国内では、総裁選と総選挙に注目が集まりますが、マーケットから目を離さないようにしないといけないと思っています。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「パラジウムの指輪」というお題です。
金の指輪やプラチナの指輪なら皆様お聞きになったことがあると思いますが、パラジウムの指輪となると何のことだか分からないという方も多いのではないでしょうか。
パラジウムとは、パラジウムという金属の種類なのですが、歯科用貴金属として知られている素材です。見た目は、銀やプラチナのように白い輝きを放つ素材でして、一見すると銀なのかプラチナなのかパラジウムなのか判断出来ないと思います。
そこで、プラチナの代わりとしてこのような使い方がされるようになってきました。
Pd950指輪
ダイヤ:--ct
買取価格:11,200円
こちらのお品物は、恐らく結婚指輪だと思われますが、このようにプラチナ素材の代わりとして指輪に用いられることが多くなってきました。
パラジウムはプラチナに比べると硬い素材ですので、プラチナに比べるとキズがつきにくいという特徴があります。
また、パラジウムには、変色しにくいという特徴や他の金属よりも軽いという特徴があり、指輪に適した性格を持っています。
ただ、現時点では、パラジウムの指輪は製造を見合わせている状況となっています。
元々はパラジウムの価格がプラチナのほどでしたが、パラジウムの価格が高騰してしまった為、現在ではプラチナよりも高くなってしまっています。
プラチナの代わりに用いるメリットとして「価格が安い」ということでパラジウムが用いられてきましたが、この価格が安いというメリットがなくなってしまった為、現在ではパラジウムの指輪は受注も製造もストップしている模様です。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「ラコ」というお題です。
ラコと聞いてもほとんどの方々はピンと来ないのではないでしょうか。
ですので、まずはこちらをご覧ください。
ラコ アーヘン SS/LB AT
型番--
買取価格:10,000円
ということで「ラコ」は腕時計のメーカー名なんです。
この腕時計メーカーを簡単にご紹介しますと…
・ラコは、1925年に設立されたドイツの時計メーカー
・第二次世界大戦時にはドイツ空軍のパイロットウォッチを製造
・経営難により複数の企業傘下で活動した後、2009年に破産
・2010年に活動企業再開。
といった腕時計メーカーなんです。
比較的お求め安い価格帯のお品物が多いので、若い方を中心に人気がある腕時計ではないでしょうか。
夜間の視認性の高さは、さすがドイツ空軍に納入していただけのことはあると思います。
また、低価格ではありますが自動巻きですので、長く使える愛用品になる資質を持ったお品物ですね。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「菅総理退陣と株価と金価格」というお題です。
菅総理退陣というニュースには大変驚きました。久しぶりに自民党の底力を見たような気がします。
自民党支持者の筆者としましては、これで総選挙の自民党大敗が無くなったのではないかと思い、ひと安心しています。
菅総理は経済対策にも力を入れてきましたが、残念ながら退陣のニュースで株価が上がるという結果を見ますと、経済界は菅総理の支持をしていなかったのでしょう。
では、金価格はどう動いたのでしょうか。
こちらをご覧ください。
2021.9.4 金買取価格
純金 インゴット
¥6,850-
前日比±0円
金買取価格は、動きなしでした。
今回の動きなしという結果は、総理退陣のニュースが流れた翌日の金買取価格の動きとして参考にしていくことになると思います。
ではここで、総裁選と総選挙の日程を確認しておきましょう。
<総裁選>
9月17日告示
9月29日投開票
<総選挙>
11月中旬から下旬か?
前回の安倍総理退陣の際には、自民党員による投票が行われませんでしたが今回は行われる予定ですので、激しい選挙戦になると思います。
総選挙については、新首相が衆院を解散するのかどうかで日程が動きますので、今の時点ではなんとも言えません。
自民党支持の筆者としましては、岸田新総裁誕生に期待したいと思っています。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。