さて今日は「今年最後」というお題です。
2021年も残すところ、あと二日となりました。
皆様、どのような一年だったでしょうか。
昨年の続き、今年もコロナ一色の一年でした。
来年こそは、コロナも落ち着くのでしょうか。
例年であれば、1月にはダボス会議でその一年の経済の方向性がなんとなく見えてくるのですが、新型コロナウイルスの変異型オミクロン株が世界で急拡大し、開催が延期される模様です。
2年続けて、先行きが不透明な年越しとなりましたね。
当店は、1月4日から営業致します。
それでは皆様、良いお年を!
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「GDP改ざんとアベノミクスとブランド品買取価格推移」というお題です。
ご存知の方も多いあkと思いますが、こんな問題が浮上してきました。
改ざんの内容がどうなのかは、専門家に任せるとして、結局「GDPが上振れ」するように改ざんしていたということなのでしょう。
となると、アベノミクスが本当に効果があったのか検証しないといけなくなると思います。
アベノミクスとは、つまり「経済成長」「財政再建」この2つを同時に取り組むという方向性だったと思います。
財政再建出来たかどうかは専門家に任せるとして、アベノミクスで経済成長は出来たのでしょうか。
質屋を営んでいる者としては、金・プラチナ・ブランド品の買取価格がこの10年上がり続けてきたという事を実感しています。
例えば、このようなお品物を例に挙げてみます。
2014年7月の買取
シャネル プルミエール
型番:--
買取価格:10,000円
2016年6月の買取
シャネル プルミエール
型番:--
買取価格:40,000円
2017年1月
シャネル プルミエール
型番:H0452-L
買取価格:55,000円
2020年10月
シャネル プルミエール
型番:4 83 01 1003
買取価格:65,000円
2021年8月
シャネル プルミエール
型番:--
買取価格:80,000円
こちらは、シャネルのプルミエールという腕時計ですが、若い方を中心に入門用のブランド品腕時計として人気があるモデルです。
こうして見ていると、需要と供給のバランスが取れたお品物であっても、順調に買取価格が上がってきていることが分かります。
ですので、質屋としては、経済成長しているのだろうとばかり思っていました。
しかし、GDPが改ざんされていたとすると話は変わってきます。
もしかすると、書類の上では経済成長をしていたのかもしれませんが、実際には経済成長がなされていない可能性があると思います。
もし、岸田政権が本当のGDPを再計算して検証した場合、アベノミクスのメッキが剥がれてくるかもしません。
となると、先ほど挙げた腕時計にしても、買取価格が下がってくる可能性が出てきます。
来年は、問題が噴出する一年になるのではないでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「来年はどうなるのでしょうか」というお題です。
今年もあと10日を切りました。
昨年に続き、今年もコロナ一色の一年でしたね。
来年はどうなるのでしょうか。
こんな記事が出ていました。
日銀、コロナ対策の縮小決定 大企業向け来年3月終了―大規模金
こちらの記事によりますと「新型コロナウイルス対応策の縮小を決定」ということです。
裏読みすると、そろそろコロナも終わるのかなと思えるような記事ですが、どうなのでしょうか。
また、このような記事も出ています。
“利上げラッシュ”どうなる日本?
こちらの記事に書かれてあるように、来年、アメリカでは複数回の利上げがなされる見込みです。
アメリカ国内での加熱するインフレへの対処のようですが、株価は下がるのではないでしょうか。
このような記事を元に来年を予想してみますと…
・株安
・円安
という全面安の様相ではないでしょうか。
来年も良い一年とはなりそうにありませんね…。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「ヴァレクストラ」というお題です。
ヴァレクストラと聞いてもピンと来ない方ばかりではないでしょうか。
実は、ヴァレクストラとは歴史あるブランドの名前なのです。
<第二次世界大戦後には、企業家や航空旅行者向けのラゲッジを展開>
1937年にミラノのサンバビラ広場でジョヴァンニ・フォンタナ(Giovanni Fontana)によって設立される。設立当初からワニ、カバ、ゾウ皮などのエキゾチックな皮を用いてラゲッジ、ハンドバッグ、アクセサリーを作成することを専門とする。第二次世界大戦後には、企業家や航空旅行者向けのラゲッジを展開。*wikiより抜粋
ヴァレクストラの製品は、全てイタリア製となっており多数の職人を雇用しています。製作した職人の個々の職人番号が製品に記載されていることから、品質への強い自信が感じられます。
では、具体的にはどういったお品物なのでしょうか。
こちらをご覧ください。
ヴァレクストラ コインケース
状態:中古
買取価格:2,000円
このコインケースは、男女問わず人気ですので、贈り物に使われることも多いと思います。
薄手のタイプでポケットやバッグに入れてもかさばらないので便利ですね。
「イタリアのエルメス」とも呼ばれるヴァレクストラ。 ブランドのロゴが製品の表面に印されておらず、ブランドのロゴは製品の内側にのみ刻印されているというのも通好みなのではないでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「クレサンベール」というお題です。
クレサンベールと聞いてもピンと来ない方ばかりではないでしょうか。
まだまだ知名度が低いクレサンベールとは、このようなお品物です。
<クレサンベール>
クレサンベールは「模造宝石」ではありません。「本来の宝石がもつ、最高に美しい宝石の”色”を身につける喜びを提供したい」という想いから、京セラの技術で生み出す再結晶宝石は最高の宝石が生まれる理想的な環境を追及し時間をかけて丹念に結晶を成長させて創りだされています。そのため、不純物が少なく、天然では非常に稀少とされる高い色調と透明感の宝石が生まれます。こうして生まれた宝石の原石は厳しい品質検査によって厳選され、最終的に育成された再結晶宝石のうちたった数%程度だけがクレサンベールになる資格を得ます。クレサンベールと天然の宝石には、化学的・物理的・光学的性質にほとんど違いがありません。*京セラ直営ジュエリーショップより抜粋
ということで、クレサンベールとは「合成宝石(人工宝石)」でした。
天然の宝石を真似て製造された素材には、大きく分けて、
・合成宝石(人工宝石)
・人造宝石
・模造宝石
と3種類あります。
この3種類をおおまかに説明しますと、
・合成宝石・・・化学的に合成された宝石。天然宝石と同じ物質であるため物理的特質は同じ
・人造宝石・・・類似石。イミテーションと呼ばれる素材
・模造宝石・・・ガラス、磁器、アクリル、木、貝、骨などを加工してできた装飾用の素材
このような説明となります。
京セラが「模造宝石ではありません」と言っているのは、物理的特質は宝石と同じだからなんですね。
以前コラムで、デビアスが合成ダイヤモンドの取り扱いを始めるというような内容を書いたと思いますが、科学技術の進歩によって、いよいよ宝石を人間の手で作る時代へと進んでいきそうです。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「ロレックスの価格 コロナ禍の前と後」というお題です。
コロナ禍が始まった直後は、ロレックスが値下がりする傾向にありましたが、ここにきてスポーツモデルについては値上がりしてきています。
ちょうど、コロナ禍の前後で比較できるお品物を買い取らせて頂いたので、ご覧ください。
2017年10月
ロレックス GMTマスターU
型番116710LN
買取価格 750,000
2018年8月
ロレックス GMTマスターU
型番116710LN
買取価格 800,000円
2019年2月
ロレックス GMTマスターU
型番116710LN
買取価格 950,000円
――2020年コロナ発生――
2021年10月
ロレックス GMTマスターU
型番116710LN
買取価格 1,200,000円
ここにきて、ロレックスGMTマスターUの買取価格が急騰しています。
理由としては「需要と供給が合わない」これに尽きると思います。
コロナ禍以降、企業業績が「上がった」「下がった」という比率は、3:6だという市場調査の結果が出ていました。
となると、残りの1は「横ばい」という事を意味しているのだと思います。
つまり、全体の4割は「上がった」&「横ばい」という結果だと思いますので、コロナ禍の悪影響を受けていない企業というのはかなり多いと思われます。
話をロレックスに戻しますが、コロナ禍の悪影響を受けていない人々は、ロレックスを相変わらず求めています。
しかし、度重なる緊急事態宣言や入国制限、物流の滞りなどを受けて、ロレックス製品が日本に入ってこなくなってしまっています。
ですので、需要と供給が合わないという事態に陥っていると思われます。
コロナ禍を克服しない限り、ロレックスのスポーツモデルは高騰したままになると思われます。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「アメリカ政府債務上限問題」というお題です。
まずは、こちらをご覧ください。
こちらの記事によりますと、2023年の初めまで資金調達が可能になったようですので、このアメリカ政府債務上限問題はしばらくの間大丈夫だということになりました。
では、この動きを受けて金買取価格はどのように推移したのでしょうか。
2021.12.15 金買取価格
純金 インゴット
¥6,950-
前日比-30円
2021.12.16 金買取価格
純金 インゴット
¥7,000-
前日比+50円
このように、7,000円/gの大台に再び乗りました。
これは、今後より一層「インフレ」が進むということを表しているのだと思われます。
悪いインフレが起きないと良いのですが…。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「終活本格化」というお題です。
まずは、こちらをご覧ください。
K10 タイ留め
買取重量:2.7g
買取価格:5,400円
K18 タイ留め
買取重量:6.0g
買取価格:31,600円
終活と思えるような買取事例が増えてきています。
コロナ禍がより終活への意識を高めているのかもしれません。
また、このような買取事例も増えてきています。
K18 メガネフレーム
買取重量:20.4g
買取価格:81,100円
K18 メガネフレーム
買取重量:26.5g
買取価格:32,500円
恐らく、人生の長い期間を共に過ごしたお品物だと思われますが、金のメガネフレームから普通のメガネフレームへと買い換えられているのでしょう。
池田質舗は、終活にご協力致します。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「中国が先か?アメリカが先か?」というお題です。
10月4日のコラムにこのように書きました。
”中国の問題は、10月からスタート、アメリカの問題は12月に再燃といったところでしょうか。”
いよいよ12月に入り、アメリカの政府予算上限問題が出てくるタイミングに入りましたが、どうやら来年2月18日まで延長されたようです。
このように、このアメリカ政府予算上限問題は、来年に持ち越しとなりました。
では、中国の恒大集団はどうでしょうか。
中国の恒大集団については、全く情報が出なくなった事から「中国共産党の管理下」にある状態ではないかと予測しています。ですので、恐らくもう情報が出てこないでしょう。
このような状況で金価格がこのように推移しました。
2021.12.2 金買取価格
純金 インゴット
¥6,930-
前日比+20円
2021.12.3 金買取価格
純金 インゴット
¥6,890-
前日比-40円
2021.12.4 金買取価格
純金 インゴット
¥6,890-
前日比±0円
2021.12.6 金買取価格
純金 インゴット
¥6,940-
前日比+50円
\7,000/gをいつ超えてもおかしくない状況ですが、現在、マーケットはオミクロン株に冷水を浴びせられた状態ですので、しばらくはオミクロン株の動きに注目する日々が続くと思います。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「火葬後に残った金歯は誰のもの?」というお題です。
最近、金歯の買取が増えてきています。
金歯の買取とは、このような感じです。
金歯1.0g
買取価格:3,200円
金歯9.9g
買取価格:20,000円
あまり具体的な話は不謹慎になるといけませんので、ざっくりと話を進めてきますが、お亡くなりになられた方の歯には、金・銀・プラチナ・パラジウムなどの貴金属が歯科治療の為に使われています。
ご遺体を火葬後、遺骨が残る訳ですが、この遺骨と共に金・銀・プラチナ・パラジウムなどの貴金属も残っています。
骨壷に入らなかった細かな遺骨は、行政が処分しますが「細かな遺骨」の中に金・銀・プラチナ・パラジウムが含まれています。
では、これらの金・銀・プラチナ・パラジウムは、誰のものになるのでしょうか。
それは、このような判例に基づいて判断されているのです。
<1939年 大審院(現在の最高裁)の判決>
「収骨前は遺族の所有、収骨後は市町村の所有」
多くの自治体では、残骨灰に含まれる貴金属を業者に売却し、自治体の収入となっています。
金が高騰している現在では、自治体にとって相当な収入になっているのではないでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
いよいよ12月に入りました。
振り返れば、今年もコロナコロナコロナ…といった一年でしたね。
さて今日は「気が抜けない年越し」というお題です。
このコラムでもお伝えしている通り、現在、2つの大きな注目するべき問題があります。
。中国恒大集団の利払い
・アメリカ政府予算上限問題
まず、中国恒大集団の利払いについてですが、さっぱり情報が入って来なくなりました。
創業者が資産を売却したというような情報は入ってきましたが、売却した資産と利払いを比較すると焼け石に水のようなものですから、あまり意味をなさないと思います。
この中国恒大集団の利払い問題は、年越しとなりそうです。
次に、アメリカ政府予算上限問題ですが、12月3日まで期限延長とされていました。その後、関係筋の情報によりますと、12月15日まで延長と期限が少し伸びています。
このコラムでは、12月3日に注目と書いていましたが、12月15日に注目したいと思います。
では、金買取価格を見てみましょう。
2021.11.30 金買取価格
純金 インゴット
¥7,000-
前日比-20円
2021.12.1 金買取価格
純金 インゴット
¥6,910-
前日比-90円
2021.12.2 金買取価格
純金 インゴット
¥6,930-
前日比+20円
方向感の定まらない値動きの中で、7,000円/gの大台を割り込みました。
いつまでも臨時国会が開かれず、大型の経済対策を立てたもののすみやかに実行、とは言い難い状況です。
良い材料としては、皮肉なことにオミクロン株の影響を受けて原油が下落したことぐらいでしょうか。
「良い年越し」とは、なりそうにありませんね。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。