さて今日は「ロレックス デイトジャスト価格変遷」というお題です。
まずは、こちらをご覧ください。
物の見事に買取価格が上がり続けています。
2016年12月
ロレックス デイトジャスト SS/YG AT
型番16233G
買取価格 330,000円
2017年1月
ロレックス デイトジャスト SS/YG AT
型番16233G
買取価格 380,000円
2019年10月
ロレックス デイトジャスト SS/YG AT
型番16233G
買取価格 400,000円
2020年10月
ロレックス デイトジャスト SS/YG AT
型番16233G
買取価格 460,000円
2021年7月
ロレックス デイトジャスト SS/YG AT
型番16233G
買取価格 600,000円
2022年3月
ロレックス デイトジャスト SS/YG AT
16233G
買取価格 700,000円
2016年には33万円だったものが今では70万円!です。
驚くことに、コロナ禍であったとしても値上がりを続けているのですね。
もし、現在のような円安が続けばロレックスの価格にとっては「値上がり」の要因となります。
また、金・プラチナが高騰を続けていますが、ロレックス製品で金・プラチナを使用しているモデルにとっては「製造コスト増」による「値上がり」の要因となります。
2022年以降もロレックスの値上がりは続きそうですね。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「金・プラチナ買取査定時の重量について」というお題です。
先日、お客様からこのようなお声を頂きました。
「他の買取店と重量が違うんですね!池田質舗さんの方がほんの少しだけ重いみたいです」
このように言われた時は「そんなこともあるのかな」ぐらいに思っていたのですが、よくよく考えてみるとこういうカラクリだと思われます。
まずは、こちらをご覧ください。
K18喜平ブレスレット
重量:10.2g
買取金額:54,000円
K18喜平ネックレス
重量:10.1g
買取金額:53,500円
Pt850喜平ネックレス
重量:50.3g
買取金額:172,300円
説明のために喜平のネックレスやブレスレットの買取事例を挙げてみました。
ここで皆様、重量に注目してみてください。
「10.2g」「10.1g」「50.3g」といった「端数」が出ていると思います。
これは何故かと申しますと、宝石店や百貨店で売られている喜平のネックレスやブレスレットは「10g」とか「50g」と表記されていると思います。
もし「10g」と表記しているにも関わらず測ってみると「9.8g」しかなかった場合、これでは「詐欺」になってしまいます。
ですので、必ず表記されている重量よりも少しだけ増やしたグラム数の製品を作っているのです。
稀に「10.0g」というような喜平のネックレスやブレスレットもございますが、これはレアケースだと考えても良いでしょう。
では、冒頭のお客様のお話に戻りますが、他の質屋や買取専門店では「端数」を切り捨てたグラム数で査定しているのではないかと思います。
「10.2g」なら「10g」と言ってお客様にお伝えしているのではないでしょうか。
もちろん、査定金額も「10g掛ける買取単価」で計算されているのでしょう。
この「端数」を切り捨てて査定するか、もしくは「端数」もちゃんと査定金額に入れるのか、この辺りは各業者に委ねられているのが現状です。
前回、金買取価格が過去最高値をマークしたとコラムに書きましたが、もし「0.3g」違えば\1,827(2022年3月28日K18買取価格より換算)も違ってくるのです。
当店では「端数」までちゃんと計算して、査定金額を算出しています。
皆様、くれぐれもご注意ください。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「金買取価格最高値更新」というお題です。
前々回のコラムに「筆者としましては、まだ様子を見た方が良いという判断を崩していません」と書きました。
では、その後どのように金買取価格が推移したのでしょうか。
こちらをご覧ください。
2022.3.22 金買取価格
純金 インゴット
¥7,960-
前日比+80円
2022.3.23 金買取価格
純金 インゴット
¥7,990-
前日比+30円
2022.3.24 金買取価格
純金 インゴット
¥8,100-
前日比+110円
2022.3.25 金買取価格
純金 インゴット
¥8,220-
前日比+120円
ロシアのデフォルトが避けられましたので、一旦は金買取価格が下がりましたが、その後ふたたび値上がりをし始め「¥8,220-/g」という過去最高の金買取価格に到達しています。
前々回のコラムに「「今、金を売ろうと思っている方は、ちょっと待ってみた方が良い」のではないでしょうか。」と書きましたが、読み通りの展開となってホッとしています。
ちょっと話が逸れますが、当店に来店されるお客様の中には非常に目の肥えたお客様が多くいらっしゃいます。
「¥8,220-/g」という過去最高の金買取価格に到達したのを見計らって、ここぞとばかりに金の買取に出す常連様がたくさん来店されました。
本当に「プロ顔負け」といった方々ですね。
話を元に戻しますが、次に注目するべきポイントはどこなのでしょうか。
今回の金の高騰は、言うまでもなくロシアによるウクライナへの侵攻が原因なのですが、大方の予想に反し長期化の様相を呈してきています。
このままずるずるとウクライナ侵攻が長引けば、厭戦気分と共に金買取価格も下落し始めるかもしれません。
逆に、さらなる金高騰に繋がるポイントを挙げるとするならば、それは「NATO加盟国への侵攻」だと思われます。
ウクライナは、NATOへの加盟を申請しているものの現時点では加盟がなされていません。
ですので、西側諸国が戦争へ具体的に参加することは「表面上」無いのですが、ウクライナへの侵攻に続いて「NATO加盟国へ侵攻」した場合、こうなると西側諸国が戦争へ参加しなければならない状況になってしまいます。
今後、ウクライナの情勢に気をつけることはもちろんですが「NATOに加盟している周辺諸国への侵攻が行われるのかどうか」ここに注目したいと思っています。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「テニスブレスレット」というお題です。
女性の方なら「テニスブレスレット」と聞いてすぐにピンとくると思いますが、男性の方はご存知ないかもしれません。
まずは、こちらをご覧ください。
テニスブレスレット
ダイヤ:3.00ct
買取重量:12.3g
買取価格:100,000円
テニスブレスレットは、このように「ダイヤモンドがセットされたラインブレスレット」を指します。
なぜ「ラインブレスレット」ではなく「テニスブレスレット」と言われるようになったかと言いますと、このような逸話があるのです。
<テニスブレスレットの由来>
1987年、アメリカのテニス選手、クリス・エバートが細めのラインストーンのブレスレットを試合中に付けて活躍していたことから、彼女がつけていたようなブレスレットをテニスのプレー中につけることが流行。このため、後にこのようなタイプのブレスレットは「テニスブレスレット」と呼ばれるようになった。*wikiより抜粋
当店では、定期的に買い取らせて頂くことが多いお品物なのですが「買取価格に差が出やすい」お品物ではないかと思います。
金・プラチナのみの製品であれば「重量次第」で買取価格が決まりますが、ダイヤモンドの場合は「4c」(注1)を正確に見極めないと査定出来ません。
買取専門店や質屋などの新規開業が相次いでいるようですが、査定が難しいと思われるお品物は「実績」のあるお店にお持ちになると良いのではないでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
(注1)Carat(カラット=重さ)・Cut(カット=輝き)・Color(カラー=色)・Clarity(クラリティ=透明度)
さて今日は「今後の金買取価格」というお題です。
前回「今、金を売ろうと思っている方は、ちょっと待ってみた方が良いかもしれません。」と書きましたが、その後、このように金買取価格が動きました。
2022.3.8 金買取価格
純金 インゴット
¥7,910-
2022.3.9 金買取価格
純金 インゴット
¥8,130-
前日比+220円
\8,000/gの大台を一気に超えて「¥8,130-/g」まで値上がりしています。
この¥8,130-/gが現在までの金買取価格最高値となっています。
では、この後どのように金買取価格が推移するかですが、前回のコラムに「次に注目するポイントは、3月16日に償還を迎えるロシア国債が「債務不履行(デフォルト)」となるのかどうか。ここに注目したいと思っています。」と書きました。
結果としては、あまり大きく報道されていませんがロシア国債の利払いは行われた模様です。
すると、金買取価格がこのように動いています。
2022.3.16 金買取価格
純金 インゴット
¥7,820-
前日比-90円
2022.3.17 金買取価格
純金 インゴット
¥7,880-
前日比+60円
2022.3.18 金買取価格
純金 インゴット
¥7,920-
前日比+40円
2022.3.19 金買取価格
純金 インゴット
¥7,880-
前日比-40円
ロシアのデフォルトが避けられた事を受けて「このように金買取価格もやや下がって」きています。
筆者としましては、まだ様子を見た方が良いという判断を崩していませんので「今、金を売ろうと思っている方は、ちょっと待ってみた方が良い」のではないでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
さて今日は「金買取価格過去最高値更新」というお題です。
これまで「¥7,520-/g」という買取価格が最高値でしたが、あっさりと最高値を更新しています。
では、3月に入ってからの金買取価格推移を見てみましょう。
2022.3.1 金買取価格
純金 インゴット
¥7,530-
前日比-50円
2022.3.2 金買取価格
純金 インゴット
¥7,660-
前日比+130円
2022.3.3 金買取価格
純金 インゴット
¥7,650-
前日比-10円
2022.3.4 金買取価格
純金 インゴット
¥7,690-
前日比+40円
2022.3.5 金買取価格
純金 インゴット
¥7,690-
前日比±0円
2022.3.7 金買取価格
純金 インゴット
¥7,840-
前日比+150円
2022.3.8 金買取価格
純金 インゴット
¥7,910-
前日比+70円
もはや、\8,000円/gが見えてきました。
今回の金高騰は、言うまでもなく「ロシアがウクライナへ侵攻」したことにあります。
現在の情勢が続くようであれば、まだまだ「金買取価格は上昇し続ける」と思われます。
今、金を売ろうと思っている方は、ちょっと待ってみた方が良いかもしれません。
逆に、高級腕時計やブランド品は、一部商品に買取価格値下がりの傾向が出てきました。
ですので、高級腕時計やブランド品を売ろうと思っている方は、今のこのタイミングで買取に出したので良いと思われます。
次に注目するポイントは、3月16日に償還を迎えるロシア国債が「債務不履行(デフォルト)」となるのかどうか。
ここに注目したいと思っています。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。