この暑さが9月まで続くのかと思うとうんざりしますね…。
熱中症で搬送される方が急増している様子。
なるべく日中は出歩かない方が賢明かもしれません。
さて今日は「イヤな話ですがいよいよ終活が本格化」というお題です。
政府は、2025年から本格的な人口減が始まると予測しているようです。
つまり…
「団塊世代が亡くなり始める」
という事なのだと思います。
「終活」という言葉が出てからもう何年も経っていますが、いよいよ終活が本格化してくると思っています。
この動きは、当店の買取にも傾向が表れており、こんな買取が増えてきています。
ロレックス チェリーニ YG HW
型番--
80,000円
ロレックス チェリーニ WG/LB HW
型番5330/9
430,000円
ロレックス チェリーニ YG/LB HW
型番5115/8
270,000円
このロレックスのチェリーニですが、過去にはコラムのお題にもしたことがあったと思います。
実用重視のロレックス製品の中では、珍しくラグジュアリーな路線のお品物です。
カジュアルよりは、フォーマルな装いに合うお品物がチェリーニだと思います。
つまり、このロレックスのチェリーニを処分するという事は、お仕事を引退され、さらに、一通りの冠婚葬祭もお済みになられたのではないでしょうか。
「終活」という言葉が出始めた頃は、まだそれほど深刻な雰囲気は無かったと思います。
しかし、2025年というさほど遠くない時期を目安にして政府が動き始めていますので、これまでとは違った雰囲気を「終活」という言葉から感じるようになりました。
ですので、当店でも「終活」という言葉を慎重に使わないといけないと思い始めています。
高く買い取らせて頂くことはもちろんですが、思い出の詰まったお品物を手がけているという「想い」を胸に日々お客様と接していこうと思っています。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
冷夏となるのかと思いましたが、どうやら違うようです。
今年もまた猛暑との戦いになりそうです。
熱中症には十分に注意しましょう。
さて今日は「予測が難しい状況ですが…」というお題です。
31日にアメリカで利下げがなされるのではないかという観測が広まっています。
もし利下げが行われると「10年ぶり」なのだそうで、これまでの金融政策からガラッと変わる可能性が出てきました。
本を正ただせばアメリカで「利上げ」がなされることが金融政策の「出口戦略」だと言われてきました。
利上げがなされてはじめて「不況から脱した」と言えるという事だったと理解しています。
ですので、オバマ大統領の時代から「利上げ」がなされるかどうか、このコラムでも追いかけてきましたしトランプ大統領になってからは「利上げ」がなされることで世界経済への明るい兆しとして認識していました。
しかし、31日にアメリカで利下げがなされるということは「不況というトンネルが目前に迫っている」という状況に陥っていると思われます。
前回のコラムで
”どうやら企業の業績が相当深刻な状況になっているようです。”
と書きましたが、恐らく正しいと思います。
オバマ大統領からトランプ大統領に変わった際、これまでの経験則による予測が一時成り立たなくなりました。
(このことは、過去のコラムに書いていますので、お時間のある方はご覧ください)
今回、これまでの経験則がまた成り立たなくなる可能性があります。
なにしろ「10年ぶり」の金融政策転換なのですから。
しかし、これまでの予測に従えば「こう動くハズ」だという予測を行ってみます。
もし「利下げ」が行われた場合、このような流れになると予想されます。
アメリカで利下げがなされる
↓
資金が新興国に流れる
↓
新興国の通貨が上がり米ドルが下がる
↓
結果として円高に振れる
↓
輸出業を中心に企業業績が円高で圧迫される
↓
株価が下がる
日本にとってアメリカの利下げは「円高株安」を招く要因になりかねません。
もしかすると、新興国でも利下げが行われた結果、新興国の通貨が上がるということは無いかもしれません。
しかし、この場合でも日本が現状よりもさらに金融緩和を行うことが難しい為、結果として円高に振れるのは避けられないでしょう。
となると、金買取価格にとって「円高」は「金買取価格下落」の要因となりますので、31日以降、金買取価格は「下落」の圧力を受け続けることになります。
では、最新の金買取価格を見てみましょう。
2019.7.30 金買取価格
純金 インゴット
¥5,220-
前日比+30円
1g=5,220円というのは、過去に例を見ない相当高い水準なのですが、これまで説明したように今までの経験則から予測すると「金買取価格下落」の予測が成り立ちます。
これまでの経験則が成り立つのでしょうか。
はたまた、10年ぶりの利下げでこれまでの経験則が成り立たなくなるのでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
梅雨明けしたようですね。
昨年の猛暑を思い出すような日差しが射すようになってきました。
熱中症には十分に注意しましょう。
さて今日は「やっぱり出てきました」というお題です。
前回のコラムで
”もしかすると、選挙後に政府が隠していたイヤな情報がたくさん出てくるのかもしれません。”
と書きましたが、こんな話が出てきました。
「日産、1万人超削減」
https://www.sankei.com/economy/news/190724/ecn1907240028-n1.html
「キヤノンの19年12月期、純利益37%減予想に下方修正 半導体装置が低迷 」
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL24HDS_U9A720C1000000/
どうやら企業の業績が相当深刻な状況になっているようです。
前回のラコムで
”これまでのコラムであれば、次にどのタイミングで金価格が動くのか予想を立てたりする所ですが、今回の金価格高騰、全く予想が出来ません。”
と書きましたが、どうりで予想出来ない訳です。
これからしばくらくの間、色んな企業の業績悪化の情報が出てくるのでしょう。
では、金買取価格の推移を見てみましょう。
2019.7.23 金買取価格
純金 インゴット
¥5,170-
前日比±0円
2019.7.24 金買取価格
純金 インゴット
¥5,160-
前日比-10円
2019.7.25 金買取価格
純金 インゴット
¥5,190-
前日比+30円
2019.7.26 金買取価格
純金 インゴット
¥5,180-
前日比-10円
テレビで報道されても不思議ではないのですが、何故か金価格高騰のニュースが出てきません。
こういった情報も隠しているということなのでしょう。
次に注目すべき出来事ですが、このような話が出てきました。
「参院選後の安倍首相、勢い重視なら早期解散も 残る内外リスク」
https://jp.reuters.com/article/election-abe-idJPKCN1UH0CL
6月26日のコラムに「消費税増税確定、か?」というお題で
”「消費税増税の方針を維持」ということになるのでしょう。
つまり、消費税増税確定したと思っても良いのではないかと思います。”
と書きましたが、ちょっと雲行きが怪しそうです。
もしかすると、確定したかに見えた消費税増税が先行き不透明になるかもしれません。
もし今後、大企業を中心とした企業業績が相当悪化していることが判明し「東京五輪まで景気が保たない」という観測が出始めると、消費税増税凍結を掲げた衆議院選挙へと発展していく可能性が出てくると思います。
ですので、しばらくは各企業の業績に注目しておきましょう。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
冷夏なのでしょうか。 梅雨なのにそれほど雨も降らず、なんとも気持ちの悪い日が続きます。 令和元年、やはり寒い一年となりそうです。
さて今日は「金価格異常事態」というお題です。
見えない壁となっていた5,000円/gを突破し、5,000円/gを超える水準で金買取価格が維持されています。
このような事は過去に例がなく、未知の領域に入り始めています。
普通であれば、テレビ番組などで金価格高騰が大きく取り上げられるハズですが、そのようなこともなく「知っている人だけが知っている」といった状況でしょうか。
では、ここ数日の値動きを見てみましょう。
2019.7.11 金買取価格
純金 インゴット
¥5,190-
前日比+70円
2019.7.12 金買取価格
純金 インゴット
¥5,140-
前日比-50円
2019.7.16 金買取価格
純金 インゴット
¥5,140-
前日比±0円
2019.7.17 金買取価格
純金 インゴット
¥5,120-
前日比-20円
2019.7.18 金買取価格
純金 インゴット
¥5,180-
前日比+60円
+70円、あるいは-50円といった荒い動きを見せますが、それでも5,000円/gを割ることなく非常に高い水準で推移しています。
これまでのコラムであれば、次にどのタイミングで金価格が動くのか予想を立てたりする所ですが、今回の金価格高騰、全く予想が出来ません。
例えば、ホルムズ海峡で色んな出来事が起きていますので、イランとアメリカの間で緊張が高まっているのは事実ですが、この緊張が戦争にまで発展するかというと今の所、そこまでの緊迫感には至っていないと思っています。
また、ドイツ銀行が「1万8000人を削減」というようなニュースが流れていましたが、この出来事も十分に予想の範囲内の話だと思います。
金価格が動くかどうかは別にして、次に注目するのは、参議院選挙の結果と選挙後に出てくる情報、これらに注目しようと思っています。 もしかすると、選挙後に政府が隠していたイヤな情報がたくさん出てくるのかもしれません。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。